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Azure AI Studio 内のフロー用 LLM ツール

重要

この記事で "(プレビュー)" と付記されている項目は、現在、パブリック プレビュー段階です。 このプレビューはサービス レベル アグリーメントなしで提供されており、運用環境ではお勧めしません。 特定の機能はサポート対象ではなく、機能が制限されることがあります。 詳しくは、Microsoft Azure プレビューの追加使用条件に関するページをご覧ください。

自然言語処理に大規模言語モデル (LLM) を使用するには、プロンプト フロー LLM ツールを使用します。

Note

さまざまな自然言語処理タスクのために、テキストを密ベクトル表現に変換するための埋め込みについては、「埋め込みツール」を参照してください。

前提条件

プロンプト ツール ドキュメントの説明に従って、プロンプトを準備します。 LLM ツールとプロンプト ツールはどちらも Jinja テンプレートをサポートしています。 詳細とベスト プラクティスについては、「プロンプト エンジニアリングの手法」を参照してください。

LLM ツールを使用してビルドする

  1. Azure AI Studio でフローを作成するか、開きます。 詳細については、「フローの作成」を参照してください。

  2. [+ LLM] を選択し、LLM ツールをフローに追加します。

    Azure AI Studio のフローに追加された LLM ツールを示すスクリーンショット。

  3. プロビジョニングされたリソースの 1 つへの接続を選択します。 たとえば、Default_AzureOpenAI を選択します。

  4. [Api] ドロップダウン リストから、[チャット] または [入力候補] を選択します。

  5. テキスト入力候補の表で説明されている LLM ツール入力パラメータの値を入力します。 [チャット] API を選択した場合、「チャット入力」表を参照してください。 [入力候補] API を選択した場合、「テキスト入力候補入力」表を参照してください。 プロンプト入力を準備する方法については、「前提条件」を参照してください。

  6. 必要に応じて、フローにさらにツールを追加します。 または、[実行] を選択してフローを実行します。

  7. 出力については、出力の表で説明します。

入力

次の入力パラメータを使用できます。

テキスト入力候補入力

名前 種類 内容 必須
prompt string 言語モデルのテキスト プロンプト。 はい
model、deployment_name string 使う言語モデル。 はい
max_tokens 整数 (integer) 完了で生成されるトークンの最大数。 既定値は 16 です。 いいえ
温度 float 生成されるテキストのランダム性。 既定値は 1 です。 いいえ
stop list 生成されるテキストの停止シーケンス。 既定値は Null です。 いいえ
suffix string 入力候補の末尾に追加されるテキスト。 いいえ
top_p float 生成されたトークンから一番上の選択肢を使う確率。 既定値は 1 です。 いいえ
logprobs 整数 (integer) 生成するログ確率の数。 既定値は Null です。 いいえ
echo boolean 応答でプロンプトをエコー バックするかどうかを示す値。 既定値は False です。 いいえ
presence_penalty float フレーズの繰り返しに関するモデルの動作を制御する値。 既定値は 0 です。 いいえ
frequency_penalty float まれなフレーズの生成に関するモデルの動作を制御する値。 既定値は 0 です。 いいえ
best_of 整数 (integer) 生成する最適な入力候補の数。 既定値は 1 です。 いいえ
logit_bias ディクショナリ 言語モデルのロジットの偏り。 既定値は空の辞書です。 いいえ

チャット入力

名前 種類 内容 必須
prompt string 言語モデルが応答するテキスト プロンプト。 はい
model、deployment_name string 使う言語モデル。 はい
max_tokens 整数 (integer) 応答で生成するトークンの最大数。 既定は inf です。 いいえ
温度 float 生成されるテキストのランダム性。 既定値は 1 です。 いいえ
stop list 生成されるテキストの停止シーケンス。 既定値は Null です。 いいえ
top_p float 生成されたトークンから一番上の選択肢を使う確率。 既定値は 1 です。 いいえ
presence_penalty float フレーズの繰り返しに関するモデルの動作を制御する値。 既定値は 0 です。 いいえ
frequency_penalty float まれなフレーズの生成に関するモデルの動作を制御する値。 既定値は 0 です。 いいえ
logit_bias ディクショナリ 言語モデルのロジットの偏り。 既定値は空の辞書です。 いいえ

出力

出力は、入力に選択した API によって異なります。

API 返り値の種類 説明
Completion string 1 つの予測される入力候補のテキスト。
チャット string 会話の 1 つの応答のテキスト。

次のステップ