適用対象: すべての API Management レベル
API の開発を強化するために、API Management でアクセスされる API を Postman にエクスポートできます。 Postman のツールを使用して API を設計、文書化、テスト、監視、共同作業できるように、API Management から Postman コレクションとして API 定義をエクスポートします。
注
API Management から Postman に直接エクスポートできるのは API 定義のみです。 その他の情報 (ポリシーやサブスクリプション キーなど) はエクスポートされません。
前提条件
次のクイック スタートを完了すること:Azure API Management インスタンスを作成する。
Postman にエクスポートする API がインスタンスで管理されていることを確認してください。
注
現時点では、HTTP API を API Management から Postman に直接エクスポートすることしかできません。
Postman for Web へのアクセスに使用できる Postman アカウント。
- 必要に応じて、Postman デスクトップ アプリをダウンロードしてローカル側にインストールします。
API Management インスタンスに移動します。
Azure portal で、 API Management サービスを検索して選択します。
[API Management サービス] ページで、API Management インスタンスを選択します。
Postman に API をエクスポートする
ポータルの [API] で、API を選択します。
コンテキスト メニュー (...) で、[エクスポート]>[Postman] を選択します。
[Run in] (実行先) ダイアログで、エクスポート先の Postman の場所を選択します。 デスクトップ アプリをローカル側にインストール済みである場合は、デスクトップ アプリのオプションを選択できます。
Postman で、API をインポートする先の Postman ワークスペースを選択します。 既定値は [マイ ワークスペース] です。
Postman で、[Generate collection from this API] (この API からコレクションを生成する) を選択して、API 定義からコレクションを自動的に生成します。 必要に応じて、詳細なインポート オプションを構成するか、既定値をそのまま使用します。 [インポート] を選択します。
コレクションとドキュメントが Postman にインポートされます。
API Management と Postman を使用する API 開発
API 開発者は、Postman の API テスト、監視、開発の機能を使用して API の変更作業をイテレーション方式で迅速に行うことができます。
Postman で開発された API を、エクスポートして API Management に API リビジョンとしてインポートすることができます。 これを利用すると、API を Postman で開発してから実行時アクセスと管理のために API Management に展開することができます。 詳細情報
注意事項
API Management のサブスクリプション キーやその他の機密データを Postman の中で渡すときは注意してください。 Postman Vault を使用して、機密データを vault シークレットとして Postman のインスタンス内で保存することをお勧めします。これで、シークレットを安全にコレクションと要求で再利用できるようになります。
関連するコンテンツ
- ブログ: Microsoft-Postman パートナーシップによる API 開発者エクスペリエンスの向上
- Postman への API 定義のインポートについての詳細情報を参照してください。
- Postman での要求の承認について詳細を学習する。