セルフホステッド ゲートウェイでの Dapr サポートの有効化

適用対象: 開発者 | プレミアム

API Management で Dapr 統合を有効にすると、運用チームは Kubernetes クラスターにデプロイされた Dapr マイクロサービスを API として直接公開でき、クラウド、オンプレミス、エッジにかかわらず、複数の Dapr デプロイ間で、適切な制御を行って開発者がそれらの API を検出し、簡単に利用できるようになります。

Dapr について

Dapr は、ステートレスおよびステートフル マイクロサービス ベースのアプリケーションを任意の言語またはフレームワークで構築するための移植可能なランタイムです。 ビルドイン再試行ロジックを使用したサービスの検出と呼び出し、1 回以上の配信セマンティクスを使用したパブリッシュとサブスクライブ、外部サービスを使用したコンポジションを容易にするプラグ可能なバインド リソースなど、一般的なマイクロサービス パターンが体系化されています。 Dapr の使用を開始する方法の詳細と手順については、dapr.io を参照してください。

Dapr サポートを有効にする

API Management セルフホステッド ゲートウェイで Dapr サポートを有効にするには、次の Dapr 注釈Kubernetes デプロイ テンプレートに追加し、app-name を目的の名前に置き換えます。 Dapr での API Management の設定と使用に関する完全なチュートリアルは、こちらで参照できます。

template:
    metadata:
      labels:
        app: app-name
      annotations:
        dapr.io/enabled: "true"
        dapr.io/app-id: "app-name"

ヒント

Helm を使用してセルフホステッド ゲートウェイをデプロイし、Dapr 構成オプションを使用できます。

Dapr 統合ポリシー

API Management では、セルフホステッド ゲートウェイを介して公開される Dapr API と対話するための特定のポリシーを提供しています。

次の手順