受信 IP アドレスの変更に備える方法

お使いの Azure App Service アプリの受信 IP アドレスが変更されるという通知を受け取った場合は、この記事の手順に従います。

何もする必要がないかどうかを判断する

オプション 1: App Service アプリにカスタムドメインがない場合は、何のアクションも必要ありません。
オプション 2:ドメイン登録ポータル (サードパーティの DNS プロバイダーまたは Azure DNS) で CNAME レコード (URI をポイントしている DNS レコード) のみが構成されている場合は、何のアクションも必要ありません。
オプション 3:ドメイン登録ポータル (サードパーティの DNS プロバイダーまたは Azure DNS) で A レコード (IP アドレスを直接ポイントしている DNS レコード) が構成されている場合は、既存の IP アドレスを新しい IP アドレスに置き換えます。新しい IP アドレスは、次のセクションの手順に従って確認できます。
オプション 4:アプリケーションが、アプリの IP アドレスを必要とするロードバランサー、IP フィルター、その他の IP メカニズムの背後にある場合は、既存の IP アドレスを新しい IP アドレスで置き換えます。新しい IP アドレスは、次のセクションの手順に従って確認できます。

アプリに割り当てられる新しい受信 IP アドレスは、ポータルの [仮想 IP アドレス] フィールドで確認できます。現在はこの新しい IP アドレスと古い IP アドレスの両方がアプリに接続されていますが、後で古い IP アドレスが切断されます。

Azure Portalを開きます。
左側のナビゲーションメニューで、 [App Services] を選択します。
一覧から App Service アプリを選択します。
アプリが関数アプリの場合、「Function app inbound IP addresses」 (関数アプリの受信 IP アドレス) を参照してください。
[設定] ヘッダーの下で、左側のナビゲーションにある [プロパティ] をクリックし、 [仮想 IP アドレス] というラベルのセクションを見つけます。
この IP アドレスをコピーし、ドメインのレコードや IP メカニズムを再構成します。

この記事では、Azure によって開始された IP アドレスの変更に備える方法について説明しました。 Azure App Service での IP アドレスの詳細については、「Azure App Service における受信 IP アドレスと送信 IP アドレス」を参照してください。