クイックスタート: Azure CLI を使用して Azure Attestation を設定する
Azure CLI を使用して Azure Attestation を導入します。
前提条件
Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に 無料アカウント を作成してください。
はじめに
次の CLI コマンドを使用して、この拡張機能をインストールします。
az extension add --name attestation
バージョンをチェックする
az extension show --name attestation --query version
次のコマンドを使用して、Azure にサインインします。
az login
必要に応じて、Azure Attestation のサブスクリプションに切り替えます。
az account set --subscription 00000000-0000-0000-0000-000000000000
az provider register コマンドを使用して、サブスクリプションに Microsoft.Attestation リソース プロバイダーを登録します。
az provider register --name Microsoft.Attestation
Azure リソース プロバイダーについて、またリソース プロバイダーを構成、管理する方法について詳しくは、「Azure リソース プロバイダーと種類」を参照してください。
注意
リソース プロバイダーはサブスクリプションに 1 回だけ登録する必要があります。
構成証明プロバイダー用のリソース グループを作成します。 クライアント アプリケーション インスタンスがインストールされた仮想マシンなど、他の Azure リソースを同じリソース グループに配置することができます。 az group create コマンドを実行してリソース グループを作成するか、既存のリソース グループを使用します。
az group create --name attestationrg --location uksouth
構成証明プロバイダーを作成して管理する
構成証明プロバイダーの作成と管理に使用できるコマンドは以下のとおりです。
az attestation create コマンドを実行して、ポリシー署名要件なしで構成証明プロバイダーを作成します。
az attestation create --name "myattestationprovider" --resource-group "MyResourceGroup" --location westus
az attestation show コマンドを実行して、構成証明プロバイダーのプロパティ (状態や AttestURI など) を取得します。
az attestation show --name "myattestationprovider" --resource-group "MyResourceGroup"
このコマンドを実行すると、次の出力に示したような値が表示されます。
Id:/subscriptions/MySubscriptionID/resourceGroups/MyResourceGroup/providers/Microsoft.Attestation/attestationProviders/MyAttestationProvider Location: MyLocation ResourceGroupName: MyResourceGroup Name: MyAttestationProvider Status: Ready TrustModel: AAD AttestUri: https://MyAttestationProvider.us.attest.azure.net Tags: TagsTable:
構成証明プロバイダーは、az attestation delete コマンドを使用して削除できます。
az attestation delete --name "myattestationprovider" --resource-group "sample-resource-group"
ポリシー管理
構成証明プロバイダー用のポリシーを管理するには、ここで説明するコマンドを使用します (一度に 1 つの構成証明の種類)。
az attestation policy show コマンドからは、指定の TEE の現行ポリシーが返されます。
az attestation policy show --name "myattestationprovider" --resource-group "MyResourceGroup" --attestation-type SGX-IntelSDK
注意
このコマンドを実行すると、テキストと JWT 形式の両方でポリシーが表示されます。
サポートされる TEE タイプは次のとおりです。
SGX-IntelSDK
SGX-OpenEnclaveSDK
TPM
指定した構成証明の種類の新しいポリシーを設定するには、az attestation policy set コマンドを使用します。
ファイル パスを使用して、特定の構成証明の種類のポリシーをテキスト形式で設定するには、次のように指定します。
az attestation policy set --name testatt1 --resource-group testrg --attestation-type SGX-IntelSDK --new-attestation-policy-file "{file_path}"
ファイル パスを使用して、特定の構成証明の種類のポリシーを JWT 形式で設定するには、次のように指定します。
az attestation policy set --name "myattestationprovider" --resource-group "MyResourceGroup" \
--attestation-type SGX-IntelSDK -f "{file_path}" --policy-format JWT