Azure portal から Update Management を有効にする

この記事では、ブラウザーで Azure portal にアクセスして、VM の Update Management 機能を有効にする方法を説明します。 Azure VM を大規模に有効にするには、Update Management を使用して既存の Azure VM を有効にする必要があります。

VM の管理に使用できるリソース グループの数は、Resource Manager のデプロイの上限によって制限されます。 Resource Manager のデプロイ (更新プログラムのデプロイと混同しないでください) は、デプロイあたり 5 つのリソース グループに制限されています。 それらのリソース グループのうちの 2 つは、Log Analytics ワークスペース、Automation アカウント、および関連リソースを構成するために予約されています。 Update Management による管理のために選択できるリソース グループは、これで 3 つ残ります。 この制限は、Automation 機能によって管理できるリソース グループの数ではなく、同時セットアップのみに適用されます。

Note

Update Management を有効にする際、Log Analytics ワークスペースと Automation アカウントのリンクは特定のリージョンでのみサポートされています。 サポートされているマッピング ペアの一覧については、Automation アカウントと Log Analytics ワークスペースのリージョン マッピングに関する記事をご覧ください。

前提条件

Azure へのサインイン

Azure portal にサインインします。

Update Management の有効化

  1. Azure Portal で仮想マシンに移動します。

  2. 仮想マシンページで、チェックボックスを使用して、Update Management に追加する VM を選択します。 同時に最大 3 つの異なるリソース グループに対してマシンを追加することができます。 Azure VM は、ご使用の Automation アカウントの場所に関係なく任意のリージョンに存在できます。

    List of VMs

    ヒント

    フィルター コントロールを使用して、異なるサブスクリプション、場所、およびリソース グループから VM を選択します。 一番上のチェックボックスをオンにすると、一覧のすべての仮想マシンを選択できます。

    Enable Update Management

  3. [サービス] を選択し、Update Management 機能に対する [Update Management] を選択します。

  4. 仮想マシンの一覧はフィルターされ、同じサブスクリプションおよび場所にある仮想マシンのみが表示されます。 お使いの仮想マシンが 4 つ以上のリソース グループにある場合、最初の 3 つのリソース グループが選択されます。

  5. 既定では、既存の Log Analytics ワークスペースと Automation アカウントが選択されます。 異なる Log Analytics ワークスペースと Automation アカウントを使用する場合は、 [カスタム] を選択して、[カスタム構成] ページから選択します。 Log Analytics ワークスペースを選択すると、それが Automation アカウントにリンクされているかどうかを判断するためのチェックが行われます。 リンクされている Automation アカウントが見つかった場合は、次の画面が表示されます。 終了したら、OK を選択します。

    Select workspace and account

  6. 選択したワークスペースが Automation アカウントにリンクされていない場合は、次の画面が表示されます。 Automation アカウントを選択し、完了したら [OK] を選択します。

    No workspace

  7. 有効にしない仮想マシンをオフにします。 有効にできない VM は既に選択解除されています。

  8. [有効にする] を選択して機能を有効にします。 Update Management を有効にした後、VM から更新プログラムの評価を表示できるようになるまでに、約 15 分かかることがあります。

次のステップ