チュートリアル:Azure App Configuration で機能フラグを管理する
Azure App Configuration で機能フラグを作成し、Azure portal の機能マネージャーでそれらを管理できます。
このチュートリアルでは、次の作業を行う方法について説明します。
- App Configuration で機能フラグを定義および管理する。
機能フラグの作成
Azure portal 内の App Configuration 用の機能マネージャーは、お使いのアプリケーションで使用する機能フラグを作成および管理するための UI を提供します。
新しい機能フラグを追加するには次のようにします。
Azure App Configuration ストアを開き、[操作] メニューから、[機能マネージャー]>[作成] を選択します。
[機能フラグを有効にする] チェック ボックスをオンにして、フラグが作成されたらすぐに新しい機能フラグをアクティブにします。
機能フラグ名を入力します。 機能フラグ名は、フラグの一意の ID と、コードでフラグを参照する際に使用する必要がある名前です。
機能フラグのキーを編集できます。 このキーの既定値は、機能フラグの名前です。 キーを変更してプレフィックスを追加できます。これを使用することで、ご利用のアプリケーションで機能フラグを読み込む際に、特定の機能フラグを検索することができます。 たとえば、appname:featureflagname などのプレフィックスとしてアプリケーションの名前を使用します。
必要に応じて、既存のラベルを選択するか、新規に作成し、新しい機能フラグの説明を入力します。
[機能フィルターを使用] ボックスをオフのままにし、[適用] を選択して機能フラグを作成します。 機能フィルターの詳細については、「機能フィルターを使用して条件付き機能フラグを有効にする」および「対象ユーザーに対する機能の段階的なロールアウトを有効にする」を参照してください。
機能フラグを更新する
機能フラグを更新するには:
[操作] メニューの [機能マネージャー] を選択します。
変更する機能フラグの右端に移動し、[その他のアクション] の省略記号 ([...]) を選択します。このメニューから、フラグの編集、ラベルの作成、タグの更新、履歴の確認、機能フラグのロックまたは削除を行うことができます。
[編集] を選択し、機能フラグを更新します。
機能マネージャーでは、[機能フラグを有効にする] チェックボックスをオンまたはオフにして、機能フラグの状態を変更することもできます。
機能フラグへのアクセス
[操作] メニューで、[機能マネージャー] を選択して、すべての機能フラグを表示します。
[ビューの管理]>[列の編集] を使用すると、列を追加または削除したり、列の順序を変更したりできます。
[ビューの管理]>[設定] を使用すると、[さらに読み込む] アクションごとに読み込まれる機能フラグの数を選択できます。 [さらに読み込む] は、200 を超える機能フラグがある場合にのみ表示されます。
機能マネージャーで作成された機能フラグは、通常のキー値として保存されます。 これらは、特殊なプレフィックス .appconfig.featureflag/
とコンテンツ タイプ application/vnd.microsoft.appconfig.ff+json;charset=utf-8
で保持されます。
基になるキー値を表示するには:
[操作] メニューの [構成エクスプローラー] を開きます。
[ビューの管理]>[設定] を選択します。
構成エクスプローラーで [機能フラグを含める] を選択し、[適用] を選択します。
お使いのアプリケーションは、App Configuration の構成プロバイダー、SDK、コマンドライン拡張機能、および REST API を使用してこれらの値を取得できます。