Azure Maps Web SDK 移行ガイド
マッピングのニーズに合わせて Azure Maps Web SDK を選んでいただきありがとうございます。 この移行ガイドは、v1 および v2 から v3 に移行するのに役立ちます。移行すると、最新の機能と機能強化を利用できます。
変更を理解する
移行プロセスを開始する前に、Web SDK v3 で導入された主な変更と改善について理解しておくことが重要です。 新機能の範囲を把握するには、リリース ノートを参照してください。
Web SDK バージョンの更新
CDN
CDN (コンテンツ配信ネットワーク) を使用している場合は、HTML ファイルの head 要素の v3 スタイルシートと JavaScript への参照を更新します。
v1
<link rel="stylesheet" href="https://atlas.microsoft.com/sdk/css/atlas.min.css?api-version=1" type="text/css" />
<script src="https://atlas.microsoft.com/sdk/js/atlas.min.js?api-version=1"></script>
v2
<link rel="stylesheet" href="https://atlas.microsoft.com/sdk/javascript/mapcontrol/2/atlas.min.css" type="text/css" />
<script src="https://atlas.microsoft.com/sdk/javascript/mapcontrol/2/atlas.min.js"></script>
v3
<link rel="stylesheet" href="https://atlas.microsoft.com/sdk/javascript/mapcontrol/3/atlas.min.css" type="text/css" />
<script src="https://atlas.microsoft.com/sdk/javascript/mapcontrol/3/atlas.min.js"></script>
npm
npm を使用している場合は、次のコマンドを実行して、最新の Azure Maps コントロールに更新します。
npm install azure-maps-control@latest
認証方法を確認する (省略可能)
セキュリティを強化するために、v2 以降の Web SDK にはさらに多くの認証方法が含まれています。 新しい認証方式には、Microsoft Entra 認証と共有キー認証が含まれます。 Azure Maps の Web アプリケーション セキュリティの詳細については、「Azure Maps での認証の管理」を参照してください。
テスト
移行中は、包括的なテストが不可欠です。 さまざまなブラウザーとデバイスで、アプリケーションの機能、パフォーマンス、ユーザー エクスペリエンスを徹底的にテストします。
段階的なロールアウト
更新されたバージョンの段階的なロールアウト戦略を検討します。 ユーザー ベース全体で使用できるようにする前に、移行したバージョンを小さなユーザー グループまたは制御された環境にリリースします。
これらの手順に従い、ベスト プラクティスを考慮すると、アプリケーションを Azure Maps Web SDK v1 および v2 から v3 に正常に移行できます。 最新バージョンで提供される新機能と改善を活用すると同時、ユーザーが確実にスムーズかつシームレスに移行できるようにします。 詳細については、「Azure Maps Web SDK のベスト プラクティス」を参照してください。
次のステップ
Azure Maps でマップ コントロールのクライアント側 JavaScript ライブラリを使用して、Web とモバイル アプリケーションにマップを追加する方法を説明します。