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Azure NetApp Files オブジェクト REST API について (プレビュー)

Azure NetApp Files では、S3 互換の REST API である Object REST API がサポートされています。 オブジェクト REST API はファイル ベースのストレージを拡張し、ネイティブ S3 の読み取りおよび書き込みアクセスを有効にします。 Azure NetApp Files は、Azure AI Search、Azure AI Foundry、Azure Databricks、OneLake などのサービスと統合できます。

オブジェクト REST API を使用すると、同じデータ セットをファイル階層として、またはバケット内のオブジェクトとして表示できます。 これを行うために、オブジェクト REST API は、S3 クライアントが S3 オブジェクト要求を使用してネットワーク接続ストレージ (NAS) ストレージ内のファイルを読み取り、書き込み、列挙できるようにするバケットを作成します。 このマッピングは NAS セキュリティ構成に準拠し、ファイルとディレクトリのアクセス許可を監視します。

このマッピングは、指定された NAS ディレクトリ階層を S3 バケットとして提示することによって実現されます。 ディレクトリ階層内の各ファイルは、マップされたディレクトリから下に向かって相対的な名前を持つ S3 オブジェクトとして表されます。 ディレクトリの境界は、スラッシュ文字 (/) で表されます。

要件と考慮事項

  • オブジェクト REST API バケットはボリュームに関連付けられています。 バケットに関連付けられているボリュームを削除すると、バケットが完全に削除されます。 この削除操作は元に戻すことができません。
  • バケットは、クール アクセスが有効になっているボリュームと大容量ボリュームでサポートされます。
  • ユーザーは、バケット証明書のライフサイクルを管理する責任があります。 有効期限を確認して証明書を更新するには、[ バケット ] メニューを表示し、[ 証明書 の状態] フィールドと [ 証明書の有効期限] フィールドを確認します。

サポートされているアクション

  • ListBucket
  • ListObjects / ListObjectsV2
  • GetObject
  • PutObject
  • DeleteObject
  • HeadObject

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