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デプロイのトラブルシューティングとは

Bicep ファイルまたは Azure Resource Manager テンプレート (ARM テンプレート) を使用して Azure リソースをデプロイするとき、エラーが発生する場合があります。 トラブルシューティング ツールを使用すると、デプロイ前に構文エラーを効率よく解決できます。 Azure portal、Azure PowerShell、Azure CLI からエラー コードとデプロイ エラーについての詳しい情報を得ることができます。 このドキュメントでは、エラーのトラブルシューティングを行うためのソリューションを紹介します。

エラーの種類

検証エラーは、Visual Studio Code などのコード エディターで識別できる不適切な構文が原因で、デプロイが開始される前に発生します。 たとえば、プロパティ名のスペルミスや、関数に対する引数の欠落が該当します。

プレフライト検証エラーは、デプロイ コマンドを実行しても Azure にリソースがデプロイされない場合に発生します。 たとえば、使用したパラメーター値が正しくない場合、デプロイ コマンドからエラー メッセージが返されます。

デプロイ エラーは、デプロイを試行し、Azure 環境を操作することでのみ確認できます。 たとえば、仮想マシン (VM) にはネットワーク インターフェイス カード (NIC) が必要です。 VM のデプロイ時に NIC が存在しない場合は、デプロイ エラーが発生します。

トラブルシューティング ツール

エラーを解決するために使用できるトラブルシューティング ツールがいくつかあります。

構文エラー

デプロイの前に構文エラーを特定するには、最新バージョンの Visual Studio Code を使用します。 Bicep または ARM テンプレートの拡張機能の最新バージョンをインストールしてください。

ベスト プラクティスに従ってデプロイ テンプレートを作成するには、次のツールを使用します。

リソース プロバイダーと API のバージョン

デプロイのトラブルシューティングを行う場合、リソース プロバイダーのプロパティまたは API バージョンについて学習すると役立ちます。 詳細については、「Bicep と ARM テンプレートを使用してリソースを定義する」を参照してください。

エラーの詳細

デプロイ時に、Azure portal のリソース グループの [デプロイ] または [アクティビティ ログ] でエラーの原因を確認できます。 Azure PowerShell を使用している場合は、Get-AzResourceGroupDeploymentOperationGet-AzActivityLog などのコマンドを使用します。 Azure CLI の場合は、az deployment operation groupaz monitor activity-log list などのコマンドを使用します。

次のステップ