ボットを Azure Communication Services チャットに接続する (プレビュー)
小売 Web サイト、製品 Web サイト、およびアプリケーションには、多くの場合、ページの右下隅にチャット バブルが含まれます。 バブルをクリックすると、チャット アプリケーションがポップアップ表示され、ボットに案内されます。 ボットは、ユーザーに関する詳細を収集したり、ライブ エージェントに渡したり、よく寄せられる質問を行ってサポートを受けたりすることがあります。 Azure Communications Services チャット サービスでは、チャット アプリケーションを構築し、チャット スレッドにボットを追加して、この種類のカスタマー エクスペリエンスを提供するための API と SDK が提供されます。
注意
このチャネルはパブリック プレビュー段階です。
前提条件
- Bot Framework サービスの基本と、Bot FrameworkSDK を使用してボットを作成する方法に関する知識。
- チャネルに接続する発行済みボット。
- 現在のサブスクリプションを持つ Azure アカウント。 お持ちでない場合は、開始する前に無料アカウントを作成してください。
- Azure Communication Services リソース。 お持ちでない場合は、「Azure Communication Services リソースを作成する」を参照してください。
- .NET 6.0 以降。
- Visual Studio 2022 以降。
ボットをAzure Communication Servicesに接続する
- Azure portalで、ボット リソースに移動します。
- [ チャネル ] ブレードを開き、[ Communication Services - チャット] を選択します。
- [コミュニケーションの構成 - チャット] ブレードで、Azure Communication Services リソースに接続して保存します。 詳細については、Azure Communication Services チャット チャネルを有効にする方法に関するAzure Communication Servicesドキュメントを参照してください。
これでボットがAzure Communication Servicesに登録されました。
チャット アプリを作成し、ボットを参加者として追加する
ボットがAzure Communication Servicesに登録されたので、ボットを参加者としてチャット スレッドを作成できます。 詳細については、Azure Communication Servicesドキュメントの「チャット アプリにボットを追加する」を参照してください。
追加情報
Azure Communications Services チャネルのメッセージ アクティビティの制限は 28 KB です。
次のステップ
- 会話を人間のエージェントに渡す方法については、「 会話をボットから人間に切り替 える」を参照してください。
- Bot Connector Service でのチャネル サポートの詳細については、「ボットを チャネルに接続する」を参照してください。
- ボットの構築の詳細については、「 ボット のしくみ」と「 Bot Framework SDK を使用してボットを作成 する」クイック スタートを参照してください。
- ボットのデプロイの詳細については、「 ボットをデプロイ する」と「 継続的デプロイを設定する」を参照してください。