Azure Cloud Services (延長サポート) でスケーリング オプションを構成する

Cloud Services (延長サポート) のデプロイでスケールインとスケールアウトができるように、条件を構成できます。これらの条件は、CPU 使用率、ディスク負荷、およびネットワーク負荷に基づくことができます。

クラウド サービスのデプロイのスケーリングを構成するときは、次の情報を考慮してください。

  • スケーリングは、コア使用量に影響します。 ロール インスタンスが大きいほどコアが多く消費されますが、サブスクリプションのコア制限内でのみスケーリングできます。 詳細については、「Azure サブスクリプションとサービスの制限、クォータ、制約」をご覧ください。
  • キュー メッセージングのしきい値に基づくスケーリングがサポートされています。 詳細については、「Azure Queue Storage を使用する」をご覧ください。
  • クラウド サービス (延長サポート) アプリケーションの高可用性を確保するには、2 つ以上のロール インスタンスを使用してデプロイするようにしてください。
  • カスタム自動スケーリングは、すべてのロールが [準備完了] 状態にある場合にのみ実行できます。

スケーリングを構成して管理する

  1. Azure portal にサインインします。

  2. スケーリングを構成するクラウド サービス (延長サポート) デプロイを選択します。

  3. [スケール] ブレードを選択します。

    Image shows selecting the Remote Desktop option in the Azure portal

  4. スケーリングを構成できるすべてのロールの一覧がページに表示されます。 構成するロールを選択します。

  5. 構成するスケールの種類を選択します

    • [手動スケール] では、インスタンスの絶対数を設定します。

      1. [手動スケール] を選択します。
      2. スケールアップまたはスケールダウンするインスタンスの数を入力します。
      3. [保存] を選択します。

      Image shows setting up manual scaling in the Azure portal

      1. スケーリング操作が直ちに開始されます。
    • [カスタム自動スケーリング] を使用すると、スケーリングの程度を制御するルールを設定できます。

      1. [カスタム自動スケーリング] を選択します
      2. メトリックまたはインスタンス数に基づくスケーリングを選択します。

      Image shows setting up custom autoscale in the Azure portal

      1. メトリックに基づいてスケーリングする場合は、求められるスケーリング結果を得るために、必要に応じてルールを追加します。

      Image shows setting up custom autoscale rules in the Azure portal

      1. [保存] を選択します。
      2. スケーリング操作は、ルールがトリガーされるとすぐに開始されます。
  6. デプロイに適用された既存のスケーリング ルールを表示または調整するには、[スケール] タブを選択します。

    Image shows adjusting an existing scaling rule in the Azure portal

次のステップ