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クイック スタート:Bing Visual Search REST API と Java を使用して画像に関する分析情報を取得する

警告

2020 年 10 月 30 日に、Bing Search API は Azure AI サービスから Bing Search サービスに移行されました。 このドキュメントは、参考用としてのみ提供されています。 更新されたドキュメントについては、Bing search API のドキュメントを参照してください。 Bing 検索用の新しい Azure リソースを作成する手順については、「Azure Marketplace から Bing Search リソースを作成する」を参照してください。

このクイックスタートを使用して、Bing Visual Search API を呼び出してみましょう。 この Java アプリケーションは、API に画像をアップロードし、返された情報を表示するものです。 このアプリケーションは Java で記述されていますが、API はほとんどのプログラミング言語と互換性のある RESTful Web サービスです。

前提条件

Azure リソースを作成する

次のいずれかの Azure リソースを作成して、Bing Visual Search API の使用を開始します。

Bing Search v7 リソース

  • ご自身でリソースを削除するまでは Azure portal からご利用いただけます。
  • S9 価格レベルを選択します。

マルチサービス リソース

  • ご自身でリソースを削除するまでは Azure portal からご利用いただけます。
  • 複数の Azure AI サービス全体で同じキーとエンドポイントをアプリケーションに使用します。

プロジェクトの作成と初期化

  1. 普段使用している IDE またはエディターで新しい Java プロジェクトを作成し、以下のライブラリをインポートします。

    import java.util.*;
    import java.io.*;
    import com.google.gson.Gson;
    import com.google.gson.GsonBuilder;
    import com.google.gson.JsonObject;
    import com.google.gson.JsonParser;
    
    // HttpClient libraries
    
    import org.apache.http.HttpEntity;
    import org.apache.http.HttpResponse;
    import org.apache.http.client.methods.HttpPost;
    import org.apache.http.entity.ContentType;
    import org.apache.http.entity.mime.MultipartEntityBuilder;
    import org.apache.http.impl.client.CloseableHttpClient;
    import org.apache.http.impl.client.HttpClientBuilder;
    
  2. API エンドポイント、サブスクリプション キー、および画像へのパスを格納する変数を作成します。 endpoint 値には、次のコードのグローバル エンドポイントを使用するか、Azure portal に表示される、お使いのリソースのカスタム サブドメイン エンドポイントを使用できます。

    static String endpoint = "https://api.cognitive.microsoft.com/bing/v7.0/images/visualsearch";
    static String subscriptionKey = "your-key-here";
    static String imagePath = "path-to-your-image";
    
  3. ローカルの画像をアップロードする際には、フォーム データに Content-Disposition ヘッダーが含まれている必要があります。 その name パラメーターを "image" に設定して、filename パラメーターを画像のファイル名に設定します。 フォームの内容には、画像のバイナリ データが含まれます。 アップロードできる画像の最大サイズは、1 MB です。

    --boundary_1234-abcd
    Content-Disposition: form-data; name="image"; filename="myimagefile.jpg"
    
    ÿØÿà JFIF ÖÆ68g-¤CWŸþ29ÌÄøÖ‘º«™æ±èuZiÀ)"óÓß°Î= ØJ9á+*G¦...
    
    --boundary_1234-abcd--
    

JSON パーサーを作成する

API からの JSON 応答を JsonParser を使って読みやすくするためのメソッドを作成します。

public static String prettify(String json_text) {
        JsonParser parser = new JsonParser();
        JsonObject json = parser.parse(json_text).getAsJsonObject();
        Gson gson = new GsonBuilder().setPrettyPrinting().create();
        return gson.toJson(json);
    }

検索要求とクエリを構築する

  1. アプリケーションのメイン メソッドでは、HttpClientBuilder.create().build(); を使用して HTTP クライアントを作成します。

    CloseableHttpClient httpClient = HttpClientBuilder.create().build();
    
  2. 画像を API にアップロードするための HttpEntity オブジェクトを作成します。

    HttpEntity entity = MultipartEntityBuilder
        .create()
        .addBinaryBody("image", new File(imagePath))
        .build();
    
  3. エンドポイントを使って httpPost オブジェクトを作成し、サブスクリプション キーを使用するようにヘッダーを設定します。

    HttpPost httpPost = new HttpPost(endpoint);
    httpPost.setHeader("Ocp-Apim-Subscription-Key", subscriptionKey);
    httpPost.setEntity(entity);
    

JSON 応答の受信と処理

  1. HttpClient.execute() メソッドを使用して API に要求を送信し、応答を InputStream オブジェクトに格納します。

    HttpResponse response = httpClient.execute(httpPost);
    InputStream stream = response.getEntity().getContent();
    
  2. JSON 文字列を格納し、応答を出力します。

    String json = new Scanner(stream).useDelimiter("\\A").next();
    System.out.println("\nJSON Response:\n");
    System.out.println(prettify(json));
    

次のステップ