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Azure Cosmos DB と Azure AI Agent の統合

概要

Azure Cosmos DB for NoSQL には、Azure AI エージェント サービスのシナリオを可能にする Azure AI Foundry のデータ コネクタがあります。 これにより、開発者は、Azure Cosmos DB のスケーラビリティと信頼性を利用する永続的なスレッド ストレージを使用して、インテリジェントでステートフルなエージェント アプリケーションを構築できます。

Azure AI Foundry の Azure Cosmos DB コネクタは、AI シナリオで Azure Cosmos DB を使用できるようにする基本的な構成要素です。 コネクタ自体は特定の AI タスクを実装しませんが、Azure AI Agent Service Store などのダウンストリーム サービスの重要な機能のロックを解除し、エージェント セッション スレッドを取得します。

作業を開始する

1. Azure AI Foundry で Cosmos DB を接続する

  • Azure AI Foundry を使用して、Cosmos DB for NoSQL アカウントを登録します。
  • ユース ケースに応じて、Cosmos DB コンテナーのインデックスが適切に作成されていることを確認します (フルテキスト、ベクター検索など)。

2. Azure Cosmos DB への接続を選択します。

Azure Cosmos DB データ コネクタの選択のスクリーンショット

3. 必要なパラメーターを入力する

Azure サブスクリプション、Azure Cosmos DB アカウント、Entra ID 認証、接続名のフィールドを設定します。 入力したら、[接続の作成] を選択します。

Azure Cosmos DB へのコネクタの構成のスクリーンショット

2. サンプルコードの使い方を始める

  • エージェント アプリのスレッドに Azure Cosmos DB をすぐに使用するための サンプル コード を含む GitHub リポジトリがあります。