Azure Cosmos DB for PostgreSQL のクラスターへの接続

適用対象: Azure Cosmos DB for PostgreSQL (PostgreSQL の Citus データベース拡張機能を利用)

次のいずれかのデータベース クライアントを選択して、Azure Cosmos DB for PostgreSQL クラスターに接続するように構成する方法を確認します。

pgAdmin

pgAdmin は、人気があり機能豊富なオープンソースの、PostgreSQL 用の管理および開発プラットフォームです。

1. pgAdmin をダウンロードしてインストールします。

2. クライアント コンピューターで pgAdmin アプリケーションを開きます。 ダッシュボードから [新しいサーバーの追加] を選択します。

   

3. [全般] タブで [名前] を選択します。どのような名前でも機能します。

   

4. [接続] タブで接続の詳細を入力します。

   

   以下のフィールドをカスタマイズします。

   • [ホスト名/アドレス]: Azure portal で、クラスターの [概要] ページからこの値を取得します。 そこには [コーディネーター名] として示されています。 これは c-<clustername>.12345678901234.postgres.cosmos.azure.com という形式になります。
   • [メンテナンス データベース]: 値 citus を使用します。
   • [ユーザー名]: 値 citus を使用します。
   • パスワード: 接続パスワードまたは Microsoft Entra ID トークン。 詳細については、認証オプションに関する記事を参照してください。
   • [パスワードの保存]: 必要な場合は有効にします。

5. [SSL] タブで、[SSL モード] を [必須] に設定します。

   

6. [保存] を選択して保存し、データベースに接続します。

psql

psql ユーティリティは、PostgreSQL に対するターミナルベースのフロントエンドです。 これにより、クエリを対話形式で入力して PostgreSQL に発行し、クエリ結果を確認できます。

1. psql をインストールします。 これは PostgreSQL のインストールに含まれています。または、いくつかのオペレーティング システム用に、パッケージ マネージャーで別個に入手できます。

2. Azure portal のクラスター ページで、[接続文字列] というメニュー項目を選択し、psql 接続文字列をコピーします。

   

   psql 文字列は psql "host=c-<clustername>.<uniqueID>.postgres.cosmos.azure.com port=5432 dbname=citus user=citus password=<your_password> sslmode=require" という形式になっています。 ホスト名が c- で始まることにご注意ください (例: c-demo.12345678901234.postgres.cosmos.azure.com)。 このプレフィックスは、クラスターのコーディネーター ノードを示します。 規定の dbname と username は citus であり、変更することはできません。

3. コピーした接続文字列で、<your_password> を接続パスワードまたは Microsoft Entra ID トークンに置き換えます。 詳細については、認証オプションに関する記事を参照してください。

4. ローカル ターミナルのプロンプトで、psql の接続文字列を貼り付け、Enter キーを押します。

次の手順

• 接続の問題をトラブルシューティングします。
• 接続の TLS 証明書を確認します。
• データベースに接続できるようになったので、スケーラブルなアプリを構築する方法を確認します。