クイックスタート: Java 用 Azure Cosmos DB for Table ライブラリ
このクイック スタートでは、Java アプリケーションから Azure Cosmos DB for Table を使用する方法について説明します。 Azure Cosmos DB for Table はスキーマレス データ ストアであり、これによりアプリケーションは構造化されたテーブル データをクラウドに格納できます。 Azure SDK for Java を使用して、Azure Cosmos DB リソース内でテーブルや行を作成し、基本的なタスクを実行する方法について説明します。
API のリファレンス ドキュメント | ライブラリのソース コード | パッケージ (Maven) | Azure Developer CLI
前提条件
- Azure Developer CLI
- Docker Desktop
- Java 21
Azure アカウントをお持ちでない場合は、開始する前に無料アカウントを作成してください。
プロジェクトを初期化する
Azure Developer CLI (azd
) を使用して、Azure Cosmos DB for Table アカウントを作成し、コンテナー化されたサンプル アプリケーションをデプロイします。 サンプル アプリケーションでは、クライアント ライブラリを使って、サンプル データの管理、作成、読み取り、クエリを実行します。
空のディレクトリでターミナルを開きます。
まだ認証されていない場合は、
azd auth login
を使用して Azure Developer CLI に対して認証します。 ツールによって指示された手順に従って、任意の Azure 資格情報を使って CLI に対して認証します。azd auth login
azd init
を使ってプロジェクトを初期化します。azd init --template cosmos-db-table-java-quickstart
初期化中に、一意の環境名を構成します。
azd up
を使って、Azure Cosmos DB アカウントをデプロイします。 Bicep テンプレートは、サンプル Web アプリケーションもデプロイします。azd up
このプロビジョニング プロセス中に、サブスクリプション、目的の場所、ターゲット リソース グループを選択します。 プロビジョニング プロセスが完了するまで待ちます。 このプロセスには 5 分ほどかかる可能性があります。
Azure リソースのプロビジョニングが完了すると、実行中の Web アプリケーションへの URL が出力に含まれます。
Deploying services (azd deploy) (✓) Done: Deploying service web - Endpoint: <https://[container-app-sub-domain].azurecontainerapps.io> SUCCESS: Your application was provisioned and deployed to Azure in 5 minutes 0 seconds.
コンソールで URL を使って、ブラウザーで Web アプリケーションに移動します。 実行中のアプリの出力を確認します。
リソースをクリーンアップする
サンプル アプリケーションやリソースが不要になったら、対応するデプロイとすべてのリソースを削除します。
azd down