JSON マッピング
JSON マッピングを使用して、インジェスト ソース ファイルが JSON 形式の場合に、受信データをテーブル内の列にマップします。
マッピング リストの各要素は、特定の列のマッピングを定義します。 これらの要素は、、datatype
、および properties
の 3 つのプロパティcolumn
から構築されます。 詳細については、 データ マッピングの概要に関するページを参照してください。
各 JSON マッピング要素には、次のいずれかの省略可能なプロパティが含まれている必要があります。
プロパティ | Type | 説明 |
---|---|---|
パス | string |
値がで $ 始まる場合は、テーブル内の列の内容となる JSON ドキュメント内のフィールドへの JSON パスとして解釈されます。 ドキュメント全体を示す JSON パスは です $ 。 値がで始 $ まらない場合は、定数値として解釈されます。 特殊文字を含む JSON パスは、['プロパティ名'] の形式でエスケープする必要があります。 詳しくは、「JSONPath 構文」を参照してください。 |
ConstValue | string |
JSON ファイル内の値ではなく、列に使用される定数値。 |
変換 | string |
マッピング変換を使用してコンテンツに適用 する必要がある変換。 |
重要
キューインジェストの場合:
- マッピングで参照されているテーブルがデータベースに存在しない場合は、すべての列に対して有効なデータ型が指定されている場合に、テーブルが自動的に作成されます。
- マッピングで参照されている列がテーブル内に存在しない場合は、列に対して有効なデータ型が指定されている場合、その列に対して最初にデータが取り込まれるときの最後の列として、テーブルに自動的に追加されます。 マッピングに新しい列を追加するには、 .alter ingestion mapping コマンドを使用します。
- データはインジェスト プロパティを使用してバッチ処理されます。 異なる ConstValue 値など、より明確なインジェスト マッピング プロパティが使用されると、インジェストの断片化が増え、パフォーマンスが低下する可能性があります。
例
[
{"Column": "event_timestamp", "Properties": {"Path": "$.Timestamp"}},
{"Column": "event_name", "Properties": {"Path": "$.Event.Name"}},
{"Column": "event_type", "Properties": {"Path": "$.Event.Type"}},
{"Column": "source_uri", "Properties": {"Transform": "SourceLocation"}},
{"Column": "source_line", "Properties": {"Transform": "SourceLineNumber"}},
{"Column": "event_time", "Properties": {"Path": "$.Timestamp", "Transform": "DateTimeFromUnixMilliseconds"}},
{"Column": "ingestion_time", "Properties": {"ConstValue": "2021-01-01T10:32:00"}},
{"Column": "full_record", "Properties": {"Path": "$"}}
]
上記のマッピングは、管理コマンドの一部 .ingest
として提供されるときに JSON 文字列としてシリアル化されます。
.ingest into Table123 (@"source1", @"source2")
with
(
format = "json",
ingestionMapping =
```
[
{"Column": "column_a", "Properties": {"Path": "$.Obj.Property"}},
{"Column": "column_b", "Properties": {"Path": "$.Property"}},
{"Column": "custom_column", "Properties": {"Path": "$.[\'Property name with space\']"}}
]
```
)
事前に作成されたマッピング
マッピングが 事前に作成されたら、管理コマンドで名前でマッピングを .ingest
参照します。
.ingest into Table123 (@"source1", @"source2")
with
(
format="json",
ingestionMappingReference = "Mapping_Name"
)
ID のマッピング
マッピング スキーマを定義せずに、インジェスト中に JSON マッピングを使用します ( 「ID マッピング」を参照してください)。
.ingest into Table123 (@"source1", @"source2")
with
(
format="json"
)
JSON マッピングのコピー
次の手順により、既存のテーブルの JSON マッピングをコピーし、同じマッピングを持つ新しいテーブルを作成できます。
マッピングをコピーするテーブルで、次のコマンドを実行します。
.show table TABLENAME ingestion json mappings | extend formatted_mapping = strcat("'",replace_string(Mapping, "'", "\\'"),"'") | project formatted_mapping
上記のコマンドの出力を使用して、同じマッピングを持つ新しいテーブルを作成します。
.create table TABLENAME ingestion json mapping "TABLENAME_Mapping" RESULT_OF_ABOVE_CMD
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