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JSONPath 式

  • [アーティクル]

JSONPath 表記は、JSON ドキュメント内の 1 つ以上の要素へのパスを記述します。

JSONPath 表記は、次のシナリオで使用されます。

JSONPath 表記の次のサブセットがサポートされています。

パス式 説明
$ ルート オブジェクト
. 親オブジェクトで指定したプロパティを選択します。
プロパティに特殊文字が含まれていない場合は、この表記を使用します。
['property'] または ["property"] 親オブジェクトで指定したプロパティを選択します。 プロパティ名の周りに単一引用符または二重引用符を付けます。
プロパティ名にスペースなどの特殊文字が含まれている場合、または A..Za..z_ 以外の文字で始まる場合は、この表記を使用します。
[n] 配列から n 番目の要素を選択します。 インデックスは 0 から始まります。

注意

ワイルドカード、再帰、和集合、スライス、および現在のオブジェクトはサポートされていません。

例

次の JSON ドキュメントを指定します。

{
  "Source": "Server-01",
  "Timestamp": "2023-07-25T09:15:32.123Z",
  "Log Level": "INFO",
  "Message": "Application started successfully.",
  "Details": {
    "Service": "AuthService",
    "Endpoint": "/api/login",
    "Response Code": 200,
    "Response Time": 54.21,
    "User": {
      "User ID": "user123",
      "Username": "kiana_anderson",
      "IP Address": "192.168.1.100"
    }
  }
}

各フィールドは、次のように JSONPath 表記で表すことができます。

"$.Source"                     // Source field
"$.Timestamp"                  // Timestamp field
"$['Log Level']"               // Log Level field
"$.Message"                    // Message field
"$.Details.Service"            // Service field
"$.Details.Endpoint"           // Endpoint field
"$.Details['Response Code']"   // Response Code field
"$.Details['Response Time']"   // Response Time field
"$.Details.User['User ID']"    // User ID field
"$.Details.User.Username"      // Username field
"$.Details.User['IP Address']" // IP Address field

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