外部テーブル

外部テーブルは、クラスター内の Kusto データベースの外部に格納されているデータを参照するスキーマ エンティティです。

外部テーブルには、テーブルと同じように、明確に定義されたスキーマ (列名とデータ型のペアの順序指定済みリスト) があります。 データがクラスターに取り込まれるテーブルとは異なり、外部テーブルは、クラスターの外部に格納および管理されるデータに対して動作します。

サポートされている外部データ ソースは次のとおりです。

  • Azure Blob Storage または Azure Data Lake に格納されているファイル。 ほとんどの場合、データは CSV、JSON、Parquet、AVRO などの標準的な形式で格納されています。サポートされている形式の一覧については、サポートされる形式に関するページを参照してください。
  • SQL Server テーブル。

外部テーブルの作成方法については、次を参照してください。

外部テーブルは、external_table() 関数を使用して、その名前で参照できます。

外部テーブルの管理には、次のコマンドを使用します。

外部テーブルに対してクエリを実行する方法と、取り込まれたデータと取り込み済みデータと取り込みされていないデータの詳細については、「Azure Data Explorer を使用して Azure Data Lake のデータにクエリを実行する」を参照してください。

注意

  • データベースあたりの外部テーブルの上限は 1,000 です。
  • 外部テーブル名では大文字と小文字が区別され、Kusto テーブル名と重複することはできません。 詳細については、「識別子の 名前付け規則」を参照してください。
  • Azure Data Explorer では、外部テーブルへのエクスポート連続エクスポートがサポートされています。
  • データの消去は外部テーブルには適用されません。 外部テーブルからはレコードを削除できません。
  • 外部テーブルに対して行レベルのセキュリティ ポリシーを構成することはできません。