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SAP CDC コネクタのリンク サービスとソース データセットを設定する

適用対象: Azure Data Factory Azure Synapse Analytics

ヒント

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Azure Data Factory の SAP CDC コネクタのリンク サービスとソース データセットを設定する方法について説明します。

リンク サービスを設定する

SAP CDC リンク サービスを設定するには:

  1. Azure Data Factory Studio で、データ ファクトリの [管理] ハブに移動します。 [接続] の下のメニューで、[リンク サービス] を選択します。 新しいリンク サービスを作成するには、[新規] を選択します。

    [新しいリンク サービス] ボタンが強調表示されている、Azure Data Factory Studio の [管理] ハブのスクリーンショット。

  2. [新しいリンク サービス] で、SAP を検索します。 [SAP CDC] を選択してから、[続行] を選択します。

    SAP CDC が選択された、リンク サービスのソース選択のスクリーンショット。

  3. リンク サービスのプロパティを設定します。 プロパティの多くは、SAP テーブルのリンク サービス プロパティに似ています。 詳細については、「リンク サービスのプロパティ」を参照してください。

    1. [名前] に、リンク サービスの一意の名前を入力します。
    2. [統合ランタイム経由で接続]: 構成済みのセルフホステッド統合ランタイムを選択します。
    3. "サーバー名" に、SAP システムのマップされたサーバー名を入力します。
    4. [サブスクライバー名] に固有の名前を入力します。これは、この Data Factory 接続を、SAP システムにより Operational Delta Queue (ODQ) で生成されるデータ パッケージを使用するサブスクライバーとして登録および識別する場合に使用します。 たとえば、<YOUR_DATA_FACTORY_NAME>_<YOUR_LINKED_SERVICE_NAME> という名前を付けることができます。 大文字のみを使用してください。 また、合計文字数が 32 文字を超えないようにします。超える場合、名前は SAP によって名前が切り捨てられます。 これは、ファクトリとリンク サービスの両方に長い名前がある場合に問題になる可能性があります。

    同一の SAP システムに接続するリンク サービスそれぞれに一意のサブスクライバー名を割り当てるようにします。 そうすることにより、SAP 側での監視とトラブルシューティングがはるかに簡単になります。

    SAP CDC リンク サービスの構成のスクリーンショット。

  4. [接続テスト]をクリックし、[作成]をクリックします。

ソース データセットを設定する

  1. Azure Data Factory Studio で、データ ファクトリの [作成者] ハブに移動します。 [ファクトリ リソース] で、[データセット]>[データセット アクション] の下の [新しいデータセット] を選択します。

    Data Factory Studio の [作成者] ハブでの新しいパイプラインの作成を示すスクリーンショット。

  2. [新しいデータセット] で、SAP を検索します。 [SAP CDC] を選択してから、[続行] を選択します。

    [新しいデータセット] ダイアログの SAP CDC データセット型のスクリーンショット。

  3. [プロパティの設定] に、SAP CDC リンク サービス データ ソースの名前を入力します。 [リンク サービス] でドロップダウンを選択し、[新規] を選択します。

  4. 新しいソース データセットの SAP CDC リンク サービスを選択し、そのリンク サービスの他のプロパティを設定します。

    1. [統合ランタイム経由で接続]: 構成済みのセルフホステッド統合ランタイムを選択します。

    2. [ODP コンテキスト] で、ODP データ抽出のコンテキストを選択します。 次に例をいくつか示します。

      • S/4HANA から ABAP CDS ビューを抽出するには、ABAP_CDS を選択します。
      • SAP BW または BW/4HANA から InfoProvider または InfoObject を抽出するには、BW を選択します。
      • SAP ECC から SAP エクストラクターを抽出するには、SAPI を選択します。
      • SAP LT レプリケーション サーバーを介して SAP ソース システムからプロキシとして SAP アプリケーション テーブルを抽出するには、SLT~<ご自分のキュー エイリアス> を選択します。

      SAP アプリケーション テーブルを抽出したいが、SAP ランドスケープ変換レプリケーション サーバー (SLT) をプロキシとして使用しない場合は、RSO2 トランザクション コードまたはコア データ サービス (CDS) ビューとテーブルを使用して SAP エクストラクターを作成できます。 次に、SAPI または ABAP_CDS コンテキストのいずれかを使用して、SAP ソース システムからテーブルを直接抽出します。

    3. [ODP 名] には、選択したデータ抽出コンテキストの下の、抽出するデータ ソース オブジェクトの名前を選択します。 SLT をプロキシとして使用して SAP ソース システムに接続する場合、現在データのプレビュー機能はサポートされていません。

      選択を直接入力するには、[編集] チェック ボックスをオンにします。

    SAP CDC データセット構成ページのスクリーンショット。

  5. [OK] を選択して、新しい SAP CDC ソース データセットを作成します。

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