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Databricks CLI のトラブルシューティング

Note

この情報は、Databricks CLI バージョン 0.205 以降に適用されます。 Databricks CLI は Public Preview です。

Databricks CLI の使用には、Databricks ライセンスおよび使用状況データのプロビジョニングを含むDatabricks のプライバシーに関する通知が適用されます。

Databricks CLI に関する問題のトラブルシューティングを行うには、次の情報を使用します。

ログの有効化

コマンドが失敗する、または期待される出力が生成されない場合は、ログを使用すると、どこに問題があるかを特定するのに役立ちます。 Databricks CLI が出力するさまざまなコマンド イベント、警告、およびエラーに関するメッセージをログできます。 これらのメッセージをログするには、次の Databricks CLI コマンド オプションを指定します。

フラグ 説明
--log-file 出力ログの書き込み先を表す文字列。 このフラグが指定されていない場合、既定では stderr に出力ログが書き込まれます。
--log-format 出力ログをテキストに書き込む場合は text、出力ログを JSON に書き込む場合は json。 このフラグが指定されていない場合、出力ログはテキストとして書き込まれます。
--log-level ログ形式レベルを表す文字列。 指定しない場合、ログ形式レベルは無効になります。

--log-level には、次のいずれかのレベルを指定します。

  • error レベルでのみメッセージをログに記録する error
  • warnerror レベルのメッセージをログに記録する warn
  • infoerrorwarn レベルのメッセージをログに記録する info
  • debuginfoerrorwarn レベルのメッセージをログに記録する debug。 (--debug--log-level debug と同等です)。
  • tracedebuginfoerrorwarn レベルのメッセージをログに記録する trace
  • メッセージをログしない disabled--log-level が指定されていない場合、これが既定値です。

次のコマンド例では、指定したコマンドの error メッセージのみを databricks-cli.log という名前のテキスト ファイルにログします。 メッセージは既定でテキスト形式でログされるため、--log-format text は省略可能です。

databricks clusters list --log-file databricks-cli.log --log-format text --log-level error

次のコマンド例では、指定したコマンドの tracedebuginfoerrorwarn メッセージを databricks-cli.log という名前のファイルに JSON 形式でログします。

databricks clusters list --log-file databricks-cli.log --log-format json --log-level trace

次のコマンド例では、指定したコマンドの debuginfoerrorwarn メッセージを databricks-cli.log という名前のファイルにテキスト形式でログします。 --log-format が指定されていないため、メッセージはテキスト形式でログされます。

databricks clusters list --log-file databricks-cli.log --log-level debug

次のコマンド例では、指定したコマンドの infoerrorwarn メッセージを stderr にログします。 --log-format が指定されていないため、メッセージはテキスト形式でログされます。

databricks clusters list --log-level info