このページでは、ユーザーが Just-In-Time (JIT) プロビジョニングを使用して Azure Databricks に初めてログインしたときに、ユーザー アカウントを自動的に作成する方法について説明します。
JIT プロビジョニングとは
Azure Databricks での JIT プロビジョニングは、初回認証時に新しいユーザー アカウントを自動的に作成するセキュリティおよびプロビジョニング モデルです。 ユーザーがシングル サインオン (SSO) を使用して初めて Azure Databricks にログインすると、Azure Databricks はユーザーが既にアカウントを持っているかどうかを確認します。 そうでない場合、Azure Databricks は、ユーザーの名前や電子メール アドレスなどの ID プロバイダーからの詳細を使用して、新しいユーザー アカウントを即座にプロビジョニングします。 このプロセスは JIT プロビジョニングと呼ばれ、オンボードを効率化します。
JIT プロビジョニングの既定値
JIT プロビジョニングの既定値は、アカウントの作成時によって異なります。
2025 年 5 月 1 日以降に作成されたアカウントの既定の ON: 新しいユーザーは、最初のログインが成功すると自動的にプロビジョニングされます。
2025 年 5 月 1 日より前のアカウントの既定の OFF: 最初のログイン時に新しいユーザーを自動的にプロビジョニングする場合は、JIT プロビジョニングを有効にする必要があります。
JIT プロビジョニングを有効にする
アカウント管理者として、アカウント コンソールにログインし、サイドバーの [設定] アイコンをクリックします。
[ ユーザー プロビジョニング ] タブをクリックします。
[初回認証時に新しい ID を作成する] を選択します。