適用対象:
Databricks SQL
Databricks Runtime 11.3 LTS 以降
省略可能な書式設定を使って、タイムスタンプへの expr のキャストを返します。キャストが失敗した場合は NULL を返します。
構文
try_to_timestamp(expr [, fmt] )
引数
-
expr: タイムスタンプを表す STRING 式。 - fmt: 書式設定の STRING 式 (省略可能)。
戻り値
TIMESTAMP。
fmt を指定する場合は、Datetime パターンに準拠している必要があります。
fmt が指定されない場合、この関数は cast(expr AS TIMESTAMP) のシノニムです。
fmt の形式に誤りがある場合は、関数でエラーが発生します。
expr を使用して fmt をタイムスタンプに変換できない場合は、関数が NULL を返します。
例
> SELECT try_to_timestamp('2016-12-31 00:12:00');
2016-12-31 00:12:00
> SELECT try_to_timestamp('2016-12-31', 'yyyy-MM-dd');
2016-12-31 00:00:00
> SELECT try_to_timestamp('2016-12-32', 'yyyy-MM-dd');
NULL
> SELECT to_timestamp('2016-12-32', 'yyyy-MM-dd');
Error: CANNOT_PARSE_TIMESTAMP