プロジェクト内の各開発ボックスには、コンピューティングコストとストレージ コストが発生します。 各開発者がプロジェクト内で作成できる開発ボックスの数に制限を設定して、コストを制御できます。 制限機能は、プロジェクト経費の管理、リソースの効果的な使用、特定のプロジェクトの開発ボックスの作成を防ぐのに役立ちます。
Microsoft 開発者ポータルでは、DevCenter Dev Box ユーザー ロールを持つユーザーは、既存の開発ボックスと各プロジェクトの割り当ての合計数を確認できます。 プロジェクトの割り当て制限に達すると、そのプロジェクトの新しい開発ボックスを作成することはできません。
このチュートリアルでは、次の操作を行います。
- Azure portal でプロジェクトの開発ボックスの制限を設定する
- 開発者ポータルで開発ボックスの制限を表示する
[前提条件]
- サブスクリプション内の開発ボックス プロジェクト。
プロジェクトの開発ボックスの制限を設定する
開発ボックスの制限は、各開発者がプロジェクトで作成できる開発ボックスの数です。 たとえば、制限を 3 に設定した場合、チーム内の各開発者は最大 3 つの開発ボックスを作成できます。
既存の開発ボックスがあるプロジェクトに制限を設定した場合、現在のリソースは影響を受けません。 この制限は、より多くのリソースを作成する開発者の機能に適用されます。 開発者は、全体的な割り当てがプロジェクトの制限を下回る場合にのみ、新しいリソースを作成できます。
開発ボックスの制限を 0 に設定することで、開発者がプロジェクトでより多くの開発ボックスを作成できないようにすることができます。 このアクションでは、既存の開発ボックスは削除されませんが、プロジェクトに新しい開発ボックスが作成されないようにします。
Azure portal にサインインします。
検索ボックスに「 プロジェクト」と入力します。 結果一覧から、[プロジェクト] を選択します。
プロジェクトの一覧で、制限を設定するプロジェクトを選択します。
選択したプロジェクトの [概要 ] ページで、左側のメニューの [設定] を展開し、[ 開発] ボックスの設定を選択します。
[ 開発ボックスの設定] ページの [ コスト管理] で、開発ボックスの制限を構成します。
[開発] ボックスの制限の [有効化] オプションを選択します。
開発者ごとの開発ボックスの最大数を入力します。
を選択してを適用します。
開発者ポータルで開発ボックスの制限を表示する
開発者ポータルでは、新しい開発ボックスを作成しようとすると、開発ボックスの制限が表示されます。
開発者ポータルで、[ 開発の追加] ボックスを選択します。
[ 開発ボックスの追加 ] ウィンドウで、プロジェクトを選択します。 割り当てられた開発ボックスの数と、そのプロジェクトで作成できる開発ボックスの合計数が表示されます。
プロジェクトで使用可能なすべての開発ボックスが割り当てられている場合は、エラー メッセージが表示され、新しい開発ボックスを作成することはできません。
プロジェクト管理者は、<プロジェクト名>で、ユーザーごとに<開発ボックス数>の制限を設定しています。 このプロジェクトの開発ボックスを削除するか、管理者に連絡して制限を引き上げてください。
リソースをクリーンアップする
開発ボックスの制限を引き続き使用しない場合は、次の手順で制限を削除します。
Azure portal にサインインします。
検索ボックスに「 プロジェクト」と入力します。 結果一覧から、[プロジェクト] を選択します。
プロジェクトの一覧で、制限を削除するプロジェクトを選択します。
選択したプロジェクトの [概要 ] ページで、左側のメニューの [設定] を展開し、[ 開発] ボックスの設定を選択します。
[開発ボックスの設定] ページの [コスト管理] で、[開発ボックスの制限の有効化] オプションをオフにします。