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Azure DevOps のビルド タグは、ビルドの分類と整理に役立ち、特定のビルドのフィルター処理と検索が容易になります。 このガイドでは、ビルド管理プロセスの一部としてビルド タグを追加、削除、および使用する手順について説明します。
前提条件
Azure DevOps 組織と、寄稿者グループのメンバーであるプロジェクトへのアクセスが必要です。
完成したビルドにビルド タグを追加する
Azure Pipelines UI
完成したビルドにビルド タグを追加するには:
Azure DevOps プロジェクトを開き、[パイプライン] に移動します。
タグを追加するパイプラインを選択します。
[その他アクション]
を選択し、[タグを追加] を選択して最初のタグを追加するか、タグが既存する場合は、[タグを編集] を選択します。
タグ名 (contoso など) を入力します。
Enter キーを押してタグを保存します。
Azure DevOps CLI
ビルド タグを作成するには、az pipelines build tag add コマンドを使用します。
たとえば、次のコマンドは、prod
組織で contoso
という名前のビルド タグとwebapp
ビルドのプロジェクト1234
を作成します。
az pipelines build tag add --build-id 1234
--tags prod
--org https://dev.azure.com/Contoso/
--project contoso
出力:
[
"prod"
]
ビルド タグを削除する
Azure DevOps のビルドからビルド タグを削除するには、次の手順を実行します。
Azure DevOps プロジェクトを開き、[パイプライン] に移動します。
タグを削除するパイプラインを選択します。
[その他アクション]
> [タグを編集] の順に選択します。
タグ名の横にある [X] を選択して、タグを削除します。
[保存] をクリックして変更を保存します。
今後のビルドにビルド タグを追加する
YAML パイプライン内の将来のビルドにビルド タグを自動的に追加するには、 addbuildtag
ログ コマンドを使用します。
次の例では、現在の日付を含む変数を含む新しいタグがスクリプト タスクに追加されます。
steps:
- script: |
last_scanned="last_scanned-$(date +%Y%m%d)"
echo "##vso[build.addbuildtag]$last_scanned"
displayName: 'Apply last scanned tag'
ビルド タグを使用したフィルター処理
ビルドにビルド タグを追加したら、それらを使用して特定のビルドをフィルター処理および検索できます。 Azure DevOps でビルド タグを使用するには、次の手順を実行します。
Azure DevOps プロジェクトを開き、[パイプライン] に移動します。
[実行] タブを選択します。
フィルター バーで、フィルター処理するタグを選択します。
Azure DevOps では、指定したタグに基づいてビルドがフィルター処理され、必要な実行を見つけることができます。