特徴
Debian 9、Fedora 32、macOS 10.14 などのパイプライン エージェントのサポート終了
エージェント v3 のロールアウトが完了に近付いているので、エージェント v2 はライフサイクルの終わりに近づきます。
エージェントのバージョン 2.218 以降では、エージェント v3 でサポートされなくなったオペレーティング システムで実行されているパイプラインは、次のエラー メッセージで失敗します。
このオペレーティング システムは、今後パイプライン エージェントの更新プログラムの受信を停止します。 パイプラインを引き続き実行できるようにするには、オペレーティング システムをアップグレードするか、環境変数またはエージェント ノブ "AGENT_ACKNOWLEDGE_NO_UPDATES" を "true" に設定してください。 詳細については、「 https://aka.ms/azdo-pipeline-agent-v2-eos 」を参照してください。
パイプラインで上記のエラーに対処するには、次の 2 つのオプションがあります。
- 推奨されるオプションは、新しいオペレーティング システムを使用するマシンにエージェントを移動することです。 これは、エージェントに対する今後の更新プログラムを取得できるため、推奨されるオプションです。
- エージェントにAGENT_ACKNOWLEDGE_NO_UPDATES変数を設定します。
AGENT_ACKNOWLEDGE_NO_UPDATESの設定
パイプライン エージェント v2 が更新プログラムを受信しなくなったことに同意するには、エージェントで環境変数 (例: /etc/environment、/etc/profile.d、Windows システム設定) を構成できます。
AGENT_ACKNOWLEDGE_NO_UPDATES=true
YAML パイプラインからパイプライン変数を設定することもできます。
jobs:
- job: 'agentWithVariables'
displayName: 'Agent with variables'
variables:
AGENT_ACKNOWLEDGE_NO_UPDATES: 'true' # Required to not fail job on operating system that is not supported by .NET 6
クラシック パイプラインでパイプライン変数を設定する方法の例を次に示します。
設定する AGENT_ACKNOWLEDGE_NO_UPDATES=true
上記のいずれかの方法により、2.218 以降の 2.x エージェントは、エージェント v3 でサポートされていないオペレーティング システムで引き続き動作します。
リソース
次のステップ
Note
これらの機能は、今後 2 ~ 3 週間にわたってロールアウトされます。
Azure DevOps に進み、見てみましょう。
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