ファイル比較ツールを使用したファイルの種類の関連付け
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Visual Studio に統合されている既定のファイル比較ツールである差分ウィンドウを使用して、テキスト ファイルを比較できます。 また、指定したファイルの種類に別のファイル比較ツールを使用できるようにすることもできます。 比較する 2 つのファイルの完全パスをコマンド ライン引数としてサポートする、任意の比較ツールを使用できます。
前提条件
Visual Studio がインストールされているコンピューターの Administrators または Users セキュリティ グループのメンバーである必要があります。 詳細については、アクセス許可とグループのリファレンスに関するページを参照してください。
ファイル比較ツールを使用したファイルの種類の関連付け
ファイルの種類をファイル比較ツールに関連付けるには、開発者コマンド プロンプトまたは Visual Studio から開始できます。
開発者コマンド プロンプト
- Windows で [スタート] を選択し、「開発者コマンド プロンプト」と入力します。 検索結果から、お使いの Visual Studio バージョンの開発者コマンド プロンプト (Visual Studio 2022 の開発者コマンド プロンプトなど) を選択します。
- コマンド プロンプト ウィンドウに「
tf diff /configure
」と入力します。 - 手順に従ってツールを構成します。
Visual Studio
- Visual Studio で、[ツール]>[オプション] の順に選択します。
- [オプション] ダイアログ ボックスで、[ソース管理] を展開し、[Visual Studio Team Foundation Server] を選択します。
- [ユーザー ツールの構成] を選択します。
- 手順に従ってツールを構成します。
ツールを構成する
- [ユーザー ツールの構成] ダイアログ ボックスで、[追加] を選択します。
- [ツールの構成] ダイアログ ボックスの [拡張子] フィールドに、関連付けるファイル拡張子 (.cpp など) を入力するか、すべてのファイルの場合は * と入力します。
- [操作] でドロップダウン リストを展開し、[比較] を選択します。
- [コマンド] テキスト ボックスに、比較ツールのパスと名前を入力するか、省略記号 ... を選択してツールを参照して選択します。 たとえば、C:\Program Files\OtherDiff\otherdiff.exe を入力または参照します。
- [引数] テキスト ボックスに、ツールに必要な引数をすべて入力します。
- [引数] ボックスの横にある矢印を選択して、diff コマンドが取り込んでツールに渡す変数の一覧から選択します。 引数ボックスに入力された他のテキストは、すべてツールに直接渡されます。
- [OK] を選択します。
- もう一度 [OK] を選択するか、[追加] を選択して他のファイル拡張子を追加します。 拡張子の追加が完了したら、[OK] を選択します。
引数を指定する
diff ツールに引数を指定する場合は、次の構文を使用します。
引数を区切るには空白を使用します。 たとえば、2 つのファイルを比較するには次の構文を指定できます。
%1 %2
.空白または引用符をツールに渡すには引用符を使用します。 引数に空白が 1 つ以上含まれる場合は、引数を引用符で囲みます (例:
"an argument"
)。 1 つの引数に複数の引用符が含まれる場合は、その引数に含まれる引用符の直後にもう 1 つ引用符を追加します。 たとえば、次の引数を指定できます (例:"This character "" is a double quote mark"
)。
次のトークンは、diff ツールに渡す変数を指定します。
%1
はソース ファイルへのパスです。%2
はターゲット ファイルへのパスです。%5
は、difference
コマンドで/option
を使用して指定する一連のオプションです。 詳細については、「Difference コマンド」を参照してください。%6
は、ソース ファイルの表示名ラベルです。%7
は、ターゲット ファイルの表示名ラベルです。
可能な場合は、表示名ラベルをツールに渡します。 使用するツールが c:\workspace\test\MyWindow.xaml.cs;C5 (server) 4/26/2010 1:32 PM
などの表示名ラベルの表示をサポートしている場合は、%6
および %7
のトークンを含めてラベル値をツールに渡すことができます。 トークンを指定しないと、ツールは一時ファイルの名前を表示しますが、一時ファイルの名前は読みにくいことがあります。
たとえば、表示名ラベルを表示するには次の構文を指定します。%1 /title1=%6 %2 /title2=%7
.
注意
表示名ラベル機能は、バージョン管理の特定バージョンの項目に適用されるバージョン管理のラベルとは関係ありません。 バージョン管理のラベルの詳細については、「ラベルを使用したファイルのスナップショット取得」を参照してください。
関連記事
頻繁に使用される外部ツールと必要な引数の詳細については、「Team Foundation バージョン管理のさまざまな差分ツールおよびマージ ツールを構成する」を参照してください。
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