次の方法で共有


Power BI 統合

Microsoft Community Training プラットフォームでは、お客様のすべてのデータが、お客様の Azure サブスクリプションの一部である Azure SQL データベースに格納されます。 お客様は、そのデータベースにアクセスして (PowerBI などの分析ツールを使って) カスタム レポートを作成し、特定の操作の SQL クエリを実行できます。

この記事では、Power BI と Azure SQL データベースを接続して、組織のカスタム レポートを作成する方法について説明します。

Power BI に接続する

前提条件

  1. Microsoft Community Training プラットフォームがホストされている Azure Portal への管理者アクセス。
  2. Azure SQL Server のユーザー ID とパスワード。 SQL Server のユーザー ID とパスワードを表示または取得するには、このドキュメント 参照してください
  3. ファイアウォールへのクライアント IP アドレスの格納 (動的 IP アドレスを使っている場合は、変更されるたびにファイアウォールに同じものを追加してください)。
  4. 組織の Power BI アプリケーションへのアクセス。

ステップ 1 - サーバー名の取得

  1. MCT の SQL Database から接続文字列をクリックします。

  2. 上部のバーで、[PHP] オプションを選びます。

    ナビゲーション バーで [PHP] を選ぶ

  3. SQL Database サーバーの名前とユーザー名を確認できます (次のスクリーンショットで強調されている部分)

ステップ 2 – Power BI と MCT SQL Database の接続

  1. Power BI を開き、[データの取得] アイコンをクリックして [その他] を選びます。

    Power BI を開き、[データの取得] アイコンをクリックして [その他] を選ぶ

  2. Azure SQL データベースを検索して選び、[接続] ボタンをクリックします。

    Azure SQL データベースを検索して選び、[接続] ボタンをクリックする

  3. SQL DB サーバーの詳細を入力して、[OK] ボタンをクリックします。

    SQL DB サーバーの詳細を入力して、[OK] ボタンをクリックする

  4. データベースのユーザー名とパスワードを入力して、[接続] ボタンをクリックします

    データベースのユーザー名とパスワードを入力して、[接続] ボタンをクリックする

  5. インポートするテーブルを選んで、[読み込み] ボタンをクリックします。 データベース スキーマでエンティティ リレーションシップを参照できます。

    インポートするテーブルを選んで、[読み込み] ボタンをクリックする

  6. [読み込み] をクリックすると、選んだすべてのテーブルが Power BI の右側のペインにインポートされ、[フィールド] で使用できるようになります。

    読み込まれたテーブルが PowerBI にインポートされる

  7. こちらのドキュメントのデータベース スキーマを使って、カスタム レポートの要件に必要な関係を作成します

PowerBI レポートのサンプル

独自の PowerBI レポートの作成を始めるのに役立つサンプルを次に示します。 これらのサンプル レポートと対話型の視覚化を使って、特定の要件に合うようにさらにカスタマイズしたレポートを作成できます。

サンプル レポートの pbix ファイルは、こちらからダウンロードできます。

MCT PowerBI カスタム ダッシュボードの ZIP ファイル

このダッシュボードを使い始めるには、既存のデータ ソースを置き換えて、.pbix ファイルを独自のデータベースに接続する必要があります。

PowerBI ダッシュボードでデータ ソースを置き換える手順

DB に接続するための資格情報が既にある場合は、ステップ 3 に進みます。

  1. 接続文字列を使って、サーバー名、データベース ユーザー名、データベース名を取得します。

  2. Key Vault にアクセスして、パスワードを取得します。

  3. 資格情報、サーバー名、データベース名がわかったら、提供されたダッシュボードのデータ ソースを置き換えることができます。 これを行うには、Power BI がインストールされている必要があります。

  4. ダウンロードした MCT PowerBI カスタム ダッシュボードの ZIP ファイルから .pbix ファイルを開き、Power BI Desktop からそれを開いて、メニュー バーから [ファイル] に移動します。

    ファイル

  5. [オプションと設定] > [データ ソース設定] をクリックします

    設定

  6. 置き換えるデータ ソースをクリックして、[ソースの変更] をクリックします。

    ソース

  7. サーバー名とデータベース名を入力します。

    サーバー

  8. 画像で示されているように、Azure Key Vault から取得したログイン資格情報を入力し、[これらの設定の適用対象レベルの選択] ドロップダウンでサーバー名が選ばれていることを確認します

    CRED

  9. 接続したら、保留中の変更を適用し、ダッシュボードの [最新の情報に更新] をクリックして、新しく接続されたデータ ソースを反映する必要があります。

    最新の情報に更新

注意

データ ソースの置き換え中にファイアウォール エラーが発生する場合は、ファイアウォールに IP アドレスを追加することが必要な場合があります。

ファイアウォールの選択

クライアント IP を追加するには、[クライアント IP の追加] をクリックして、[保存] アイコンを選びます

[保存]