Azure Red Hat OpenShift 4 クラスター アプリケーションの復元を作成する
この記事では、Azure Red Hat OpenShift 4 クラスター アプリケーションの復元を作成するための環境を準備します。 学習内容は次のとおりです。
- 前提条件を設定し、必要なツールをインストールする
- Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションの復元を作成する
CLI をローカルにインストールして使用する場合、このチュートリアルでは、Azure CLI バージョン 2.6.0 以降を実行している必要があります。 バージョンを確認するには、az --version を実行します。 インストールまたはアップグレードする必要がある場合は、Azure CLI のインストールに関するページを参照してください。
開始する前に
Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションのバックアップを作成する
Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションのバックアップを作成するには、「Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションのバックアップを作成する」を参照してください
Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションを復元する
これらの手順により、以前に Velero でバックアップされたアプリケーションを復元できます。 クラスターによって現在認識されているバックアップの一覧を確認して、復元に使用できるバックアップを確認できます。 この手順を実行するには、次のコマンドを実行する必要があります。
(この手順では、"Velero" という名前のプロジェクトに Velero をインストールしていることを前提としています)
oc get backups -n velero
復元するバックアップを作成したら、次のコマンドを使用して復元を実行する必要があります。
velero restore create <name of restore> --from-backup <name of backup from above output list>
この手順では、前の手順でバックアップの作成時にバックアップされた Kubernetes オブジェクトを作成します。
復元の状態を確認するには、次の手順を実行します。
oc get restore -n velero <name of restore created previously> -o yaml
フェーズで Completed と表示されたら、Azure Red Hat 4 アプリケーションが復元されているはずです。
スナップショットを含む Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションを復元する
Velero を使用して永続ボリュームを含む Azure Red Hat OpenShift 4 アプリケーションの復元を作成するには、次のコマンドを使用して復元を実行する必要があります。
velero restore create <name of the restore> --from-backup <name of backup from above output list> --exclude-resources="nodes,events,events.events.k8s.io,backups.ark.heptio.com,backups.velero.io,restores.ark.heptio.com,restores.velero.io"
この手順では、前の手順でバックアップの作成時にバックアップされた Kubernetes オブジェクトを作成します。
復元の状態を確認するには、次の手順を実行します。
oc get restore -n velero <name of restore created previously> -o yaml
フェーズで Completed と表示されたら、Azure Red Hat 4 アプリケーションが復元されているはずです。
詳細については、ネイティブな方法による OpenShift リソースのバックアップに関するページを参照してください
次のステップ
この記事では、Azure Red Hat OpenShift 4 クラスター アプリケーションを復元しました。 以下の方法を学習しました。
- Velero を使用して OpenShift v4 クラスター アプリケーションの復元を作成する
- Velero を使用してスナップショットを含む OpenShift v4 クラスター アプリケーションの復元を作成する
次の記事に進んで、Azure Red Hat OpenShift 4 でサポートされているリソースについて確認してください。