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拡張機能の作成

Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー インスタンスで拡張機能を作成する前に、拡張機能を 許可リストに登録 する必要があります。

拡張機能を作成する手順

  1. 拡張機能を許可リストに載せます

  2. 拡張機能に必要な場合は、shared_load_libraries にも追加します。

  3. 信頼されていない拡張機能を作成するには、ユーザーが azure_pg_admin ロールのメンバーである必要があります。 CREATE特権を持つすべてのユーザーは、azure.extensions に記載されている任意の信頼された拡張機能を作成できます。 この一覧は、次を実行して取得できます。 SHOW azure.extensions;

  4. 特定の拡張機能を作成またはインストールするには、CREATE EXTENSION コマンドを実行します。 このコマンドで、パッケージ化されたオブジェクトがデータベースに読み込まれます。

    CREATE EXTENSION <extension>;
    
  5. 一部の拡張機能は、他の拡張機能によって配布されるオブジェクトに依存しているため、最初に他の拡張機能を作成する必要があります。 たとえば、pg_diskann 拡張機能に依存している vector 拡張機能がその一例です。 このような拡張機能をインストールするには、次の 2 つの方法で進めることができます。

    • 最初に、依存先の拡張機能を許可リストに載せてCREATE EXTENSION を実行します。 次に、依存元の拡張機能を許可リストに載せて CREATE EXTENSION を実行します。
    CREATE EXTENSION <depending_extension>;
    CREATE EXTENSION <dependent_extension>;
    
    • 依存元の拡張機能のみを許可リストに載せてCREATE EXTENSION を実行しますが、CASCADE 句を追加して、依存先のすべての拡張機能が自動的に作成されるようにします。
    CREATE EXTENSION <dependent_extension> CASCADE;
    

Note

Azure Database for PostgreSQL 用に提供されるサード パーティの拡張機能は、オープンソースのライセンス コードです。 プレミアムまたは独自のライセンス モデルを使用したサード パーティ拡張機能や拡張機能バージョンは Microsoft から提供されていません。

Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー インスタンスでは、既存のすべての PostgreSQL 拡張機能のサブセットがサポートされています。これは、名前またはバージョン別のサポートされる拡張機能に記載されています。

この情報は、SHOW azure.extensions;を実行して確認することもできます。

Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー インスタンスに独自の拡張機能を取り込むことはありません。 前に説明した一覧に含まれていない拡張機能は、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー インスタンスではサポートされていません。