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Azure Monitor プラットフォーム メトリックを使用してPrivate 5G Core を監視する

プラットフォーム メトリックは、Azure リソースから収集され、Azure Monitor メトリックによって保存される時間の経過に伴う測定値です。 Azure Monitor メトリクス エクスプローラーを使用して、Azure portal でメトリクスを分析したり、サードパーティの監視ツールで分析するメトリクスについて Azure Monitor REST API をクエリしたりできます。

Azure Private 5G Core (AP5GC) プラットフォームのメトリックはサイトごとに収集され、デプロイに関する主要な統計を監視できます。 利用可能な AP5GC メトリックについては、「Azure Monitor でサポートされているメトリック」をご覧ください。 AP5GC メトリックは、microsoft.mobilenetwork/packetcorecontrolplanes および microsoft.mobilenetwork/packetcorecontrolplanes/packetcoredataplanesに含まれています。

モバイル ネットワーク サイト リソースを作成すると、Azure Monitor は、Packet Core インスタンスに関するメトリックの収集を自動的に開始します。 モバイル ネットワーク サイトの作成の詳細については、「サイトに必要な情報を収集する」を参照してください。

プラットフォーム メトリックは、監視と取得に最大 92 日間使用できます。 データをより長期間保存したい場合は、Azure Monitor REST API を使用してデータをエクスポートできます。 エクスポートしたメトリックはストレージ アカウントに保存できるため、より長期間のデータ保持が可能になります。 使用できるストレージ アカウントの例については、Azure Storage をご覧ください。

Azure portal を使用して Packet Core メトリックを分析する場合は、「Azure portal を使用したメトリックの視覚化」を参照してください。

選択したツールを使用して分析するため、または長期間保存するためにメトリクスをエクスポートする場合は、「Azure Monitor REST API を使用したメトリクスのエクスポートする」を参照してください。

Azure portal を使用してメトリックを視覚化する

Azure portal を使用すると、Packet Core コントロール プレーン リソースの 「概要」 ページでデプロイの正常性とパフォーマンスを監視できます。 これは、コントロールプレーンとデータプレーンの両方からキャプチャされたデータを表示します

  • コントロール プレーンは、登録やセッション確立の成功と失敗など、アクセス、モビリティ、およびセッション管理に関連するメトリックを生成します。
  • データ プレーンは、スループットやパケット ドロップなど、データ プレーンに関連するメトリックを生成します。
  1. Azure portal にサインインします。

  2. 監視したいサイトの Packet Core コントロール プレーン リソースを検索して選択します。

    1. すべてのリソースを選択します。

    2. フィルタ テキスト ボックスに「Packet Core コントロール プレーン」を入力します。

    3. Packet Core コントロール プレーン リソースを選択します。

      Packet Core コントロール プレーン リソースのみを表示するようにフィルター処理された [すべてのリソース] ページを示す Azure portal のスクリーンショット。

  3. [監視] タブを選択します。

    Packet Core コントロール プレーン リソースの [監視] タブを示す Azure portal のスクリーンショット。

これで、接続されたデバイスの数やセッション確立の失敗など、主要業績評価指標 (KPI) が表示された Azure Monitor ダッシュボードが表示されます。

グラフのすぐ上にあるボタンを使用すると、グラフに表示されるデータの取得元の期間と、そのデータのプロット方法の細分性を編集できます。 期間オプションの範囲は、過去 1 時間のデータから過去 7 日間のデータの表示までで、細分性オプションの範囲は、1 分ごとのプロットから 12 時間ごとのプロットまでです。

Note

小さな細分性で大規模な期間を構成すると、要求されるデータが多すぎて、グラフが空白のままになる可能性があります。 たとえば、7 日間の期間と 1 分の細分性が選択された場合、これが発生します。

個々のダッシュボード ペインを選択して展開ビューを開き、グラフの時間範囲や時間粒度などの詳細を指定できます。 利用可能なプラットフォーム メトリックを使用して追加のダッシュボードを作成することもできます。 Azure Monitor グラフィックの操作の詳細については、「メトリック エクスプローラーの概要」を参照してください。

ヒント

サイト リソースの ネットワーク機能 にも、Packet Core コントロール プレーン リソースがあります。

Azure Monitor REST API を使用してメトリックをエクスポートする

Azure portal が提供する監視機能に加えて、Azure Monitor REST API を使用して、他のツールで分析するために Azure Private 5G Core メトリックをエクスポートできます。 このデータを取得したら、データ保有を長期間きる別のデータ ストアに保存したり、選択したツールを使用してデプロイの監視と分析ができます。 たとえば、Azure Monitor Log Analytics Azure StorageAzure Event Hubs などのデータ ストレージおよび処理サービスにプラットフォーム メトリックをエクスポートできます。

Note

分析または保存のためにメトリクスを別のアプリケーションにエクスポートすると、追加のコストが発生する可能性があります。 使用したいアプリケーションの価格情報を確認してください。

取得可能な AP5GC メトリクスについては、Azure Monitor でサポートされているメトリクスをご覧ください。 AP5GC メトリックは、microsoft.mobilenetwork/packetcorecontrolplanes および microsoft.mobilenetwork/packetcorecontrolplanes/packetcoredataplanesに含まれています。 Azure Monitor REST API を使用してクエリを構築し、メトリクスを取得する方法の詳細については、Azure Monitoring REST API のチュートリアルをご覧ください。

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