Azure Static Web Apps は、フル スタックの Web アプリをコード リポジトリから Azure に自動的にデプロイするサービスです。
Azure Static Web Apps のワークフローは、開発者の日常のワークフローに合わせて調整されています。 アプリは、コードの変更に基づいてビルドおよびデプロイされます。
静的 Web アプリを作成すると、Azure は GitHub または Azure DevOps と直接やり取りして、選択されたブランチを監視します。 コミットをプッシュするたび、または監視対象のブランチへの pull request を受け入れるたびに、ビルドが自動的に実行されて、自分のアプリと API が Azure にデプロイされます。
通常、静的 Web アプリは、Angular、React、Svelte、Vue、Blazor など、サーバー側のレンダリングが不要なライブラリと Web フレームワークを使用して構築されます。 これらのアプリには、アプリケーションを構成する HTML、CSS、JavaScript、およびイメージ アセットが含まれます。 従来の Web サーバーでは、これらのアセットは、必要な API エンドポイントと共に 1 台のサーバーから提供されます。
Static Web Apps では、静的アセットは従来の Web サーバーから分離され、世界各地の地理的に分散したポイントから提供されます。 この分散により、ファイルがエンド ユーザーに物理的に近づくため、ファイルの提供が大幅に高速になります。 さらに、API エンドポイントはサーバーレス アーキテクチャを使用してホストされます。これにより、完全なバックエンド サーバーが不要になります。
主要な機能
HTML、CSS、JavaScript、画像などの静的コンテンツの Web ホスティング。
マネージド Azure Functions によって提供される統合 API のサポート。既存の関数アプリ、Web アプリ、コンテナー アプリ、または API Management インスタンスを標準アカウントを使用してリンクするオプションがあります。 マネージド関数をサポートしていないリージョンで API を必要とする場合は、独自の関数をアプリに持ち込むことができます。