パスワードを使用して、アプリの実稼働前環境またはすべての環境を保護できます。 パスワード保護が役に立つシナリオは次のとおりです。
- 静的 Web アプリへのアクセスをパスワードを持つユーザーに制限する
- 静的 Web アプリのステージング環境の保護
パスワード保護は、限られたレベルのセキュリティを提供する軽量機能です。 ID プロバイダーを使用してアプリを保護するには、統合された静的 Web アプリ認証を使用します。 また、IP 制限またはプライベート エンドポイントを使用して、アプリへの クセスを制限することもできます。
前提条件
Standard プランの既存の静的 Web アプリ。
パスワード保護を有効にする
Azure portal で静的 Web アプリを開く
[設定] メニューから、[構成] を選択します。
[全般設定] タブを選択します。
[パスワード保護] セクションで、[ステージング環境のみを保護する] を選択して、アプリの実稼働前環境のみを保護するか、[実稼働環境とステージング環境の両方を保護する] を選択してすべての環境を保護します。
[ビジター パスワード] にパスワード を入力します。 パスワードは 8 文字以上で、大文字、小文字、数字、および記号を含む必要があります。
[ビジター パスワードの確認] に同じパスワードを入力します。
[保存] を選択します。
訪問者が最初に保護された環境に移動すると、サイトを表示する前にパスワードの入力を求められます。