Azure Stream Analytics からの Azure Synapse Analytics 出力
Azure Synapse Analytics は、エンタープライズ データ ウェアハウスとビッグ データ分析が統合された制限のない分析サービスです。
Azure Stream Analytics ジョブを使用すると、Azure Synapse Analytics 内の専用 SQL プール テーブルに出力でき、最大 200 MB/秒のスループット レートを処理できます。これにより、レポートやダッシュボードなどのワークロードに対して、最も要求の厳しいリアルタイム分析とホットパス データ処理がサポートされます。
Stream Analytics ジョブに出力として専用 SQL プール テーブルを追加するには、事前にそれが存在している必要があります。 テーブルのスキーマを、使用するジョブの出力内のフィールドとその型と一致させる必要があります。
Note
Azure Synapse Analytics を出力として使用するためには、ストレージ アカウントが出力レベルではなくジョブ レベルで設定されていることを確認してください。 ストレージ アカウントの設定を変更するには、Stream Analytics ジョブの [構成] メニューから [ストレージ アカウントの設定] に移動します。 必ず、テーブルをサポートするストレージ アカウントの種類 (General Purpose V2 および General Purpose V1) を使用してください。 必ず Standard レベルを選択してください。 Premium レベルは、このシナリオではサポートされません。
出力の構成
次の表に、Azure Synapse Analytics 出力を作成するためのプロパティの名前とその説明を示します。
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
出力エイリアス | クエリの出力をこのデータベースに出力するためにクエリで使用されるわかりやすい名前です。 |
データベース | 出力を送信する専用 SQL プールの名前。 |
サーバー名 | Azure Synapse サーバーの名前。 |
ユーザー名 | データベースに書き込むためのアクセス権が割り当てられているユーザー名です。 Stream Analytics では、SQL 認証のみがサポートされます。 |
Password | データベースに接続するためのパスワード。 |
テーブル | 出力の書き込み先のテーブル名です。 テーブル名は、大文字と小文字が区別されます。 このテーブルのスキーマは、ご自分のジョブの出力によって生成されるフィールドの数とその型に正確に一致する必要があります。 |