クイックスタート: Azure portal を使用して専用 SQL プールのコンピューティングを一時停止および再開する

Azure portal を使用して、専用 SQL プールのコンピューティング リソースを一時停止および再開できます。
Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に無料の Azure アカウントを作成してください。

Note

この記事は、専用 SQL プール (旧称 SQL DW) ではなく、Azure Synapse ワークスペースで作成された専用 SQL プールに適用されます。 使用する PowerShell コマンドレットはそれぞれ異なります。たとえば、専用 SQL プール (旧称 SQL DW) には Suspend-AzSqlDatabase を使用しますが、Azure Synapse ワークスペース内の専用 SQL プールには Suspend-AzSynapseSqlPool を使用します。 専用 SQL プール (旧称 SQL DW) と Azure Synapse ワークスペースの専用 SQL プールの違いについて詳しくは、「Azure Synapse (旧称 SQL DW) と Azure Synapse Analytics ワークスペースの相違点」をご覧ください。

Azure portal にサインインする

Azure portal にサインインします。

開始する前に

ポータルでの作成と接続に関する記事に従って、mySampleDataWarehouse という名前の専用 SQL プールを作成してください。

コンピューティングの一時停止

コストを減らすために、オンデマンドでコンピューティング リソースを一時停止および再開できます。 たとえば、夜間と週末にデータベースを使用しない場合、その期間にデータベースを一時停止して、日中に再開することができます。

Note

データベースが一時停止されている間、コンピューティング リソースへの課金は行われません。 ただし、ストレージに対する課金は引き続き行われます。

専用 SQL プールを一時停止するには、次の手順を実行します。

  1. Azure portal にサインインします。

  2. Azure portal のメニューで [Azure Synapse Analytics] を選択するか、検索バーで 「Azure Synapse Analytics」と検索します。

  3. [Dedicated SQL pool] (専用 SQL プール) ページに移動して SQL プールを開きます。

  4. [状態][オンライン] であることを確認します。

    専用 SQL プール コンピューティングがオンラインであることを示す Azure portal のスクリーンショット。

  5. 専用 SQL プールを一時停止するには、[一時停止] ボタンを選びます。

  6. 続行してよいかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [はい] を選択します。

  7. 少し待つと、 [状態][一時停止中] になります。

    スクリーンショットは、ステータス値が [一時停止中] になっているサンプル データ ウェアハウスの Azure portal を示しています。

  8. 一時停止操作が完了すると、状態が [一時停止] になり、オプション ボタンが [再開] になります。

  9. これで専用 SQL プールのコンピューティング リソースがオフラインになりました。 サービスを再開するまで、コンピューティングの料金は発生しません。

    コンピューティングがオフライン。

コンピューティングの再開

専用 SQL プールを再開するには、次の手順を実行します。

  1. [Dedicated SQL pool] (専用 SQL プール) に移動して SQL プールを開きます。

  2. mySampleDataWarehouse ページで [状態][一時停止] になっていることがわかります。

    コンピューティングがオフライン。

  3. SQL プールを再開するには、[再開] を選びます。

  4. 開始してよいかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [はい] を選択します。

  5. [状態][再開中] になっていることがわかります。

    スクリーンショットは、[開始] ボタンが選択され、ステータス値が [再開中] になっているサンプル データ ウェアハウスの Azure portal を示しています。

  6. SQL プールがオンラインに戻ると、状態が [オンライン] になり、オプション ボタンが [一時停止] になります。

  7. これで SQL プールのコンピューティング リソースがオンラインになりました。サービスを使用することができます。 コンピューティングの課金が再開されます。

    コンピューティングがオンライン。

リソースをクリーンアップする

データ ウェアハウス ユニットと専用 SQL プールに格納されているデータに対して課金されます。 これらのコンピューティングとストレージのリソースは別々に請求されます。

  • データをストレージ内に保持する場合は、コンピューティングを一時停止します。
  • それ以上課金されないようにする場合は、専用 SQL プールを削除できます。

必要に応じて、以下の手順でリソースをクリーンアップします。

  1. Azure portal にサインインし、専用 SQL プールを選択します。

    リソースをクリーンアップします。

  2. コンピューティング リソースを一時停止するには、 [一時停止] ボタンを選択します。

  3. コンピューティングやストレージに課金されないように専用 SQL プールを削除するには、[削除] を選択します。

次のステップ