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Azure ディスクを Linux VM のゲスト ディスクにマップする方法

適用対象: ✔️ Linux VM ✔️ フレキシブルなスケール セット

VM のゲスト ディスクをバックアップする Azure ディスクの特定が必要になる場合があります。 場合によっては、ディスクまたはボリュームのサイズを、接続されている Azure ディスクのサイズと比較することができます。 同じサイズの複数の Azure ディスクが VM に接続されているシナリオでは、データ ディスクの論理ユニット番号 (LUN) を使用する必要があります。

LUN について

論理ユニット番号 (LUN) は、特定のストレージ デバイスを識別するために使用される番号です。 各ストレージ デバイスには、0 から始まる一意の数値識別子が割り当てられます。 デバイスの完全なパスは、バス番号、ターゲット ID 番号、および論理ユニット番号 (LUN) で表されます。

例:バス番号 0、ターゲット ID 0、LUN 3

この演習では、LUN を使用するだけで十分です。

LUN の検索

Linux でディスクの LUN を検索する 2 つの方法を次に示します。

lsscsi

  1. VM に接続します
  2. sudo lsscsi

リストされる最初の列に LUN が示されます。形式は [Host:Channel:Target:LUN] です。

ブロック デバイスのリスト

  1. VM に接続します
  2. sudo ls -l /sys/block/*/device

リストされる最後の列に LUN が示されます。形式は [Host:Channel:Target:LUN] です。

Azure ディスクの LUN の検索

Azure portal、Azure CLI を使用して、Azure ディスクの LUN を見つけることができます。

Azure portal での Azure ディスクの LUN の検索

  1. Azure portal で [仮想マシン] を選択して、仮想マシンの一覧を表示します。
  2. 仮想マシンを選択します
  3. [ディスク] を選択します。
  4. 接続されているディスクの一覧からデータ ディスクを選択します。
  5. ディスクの LUN がディスクの詳細ウィンドウに表示されます。 ここに表示される LUN は、lsscsi を使用して、またはブロック デバイスのリストによってゲストで検索した LUN に関連付けられます。

Azure CLI を使用した Azure ディスクの LUN の検索

az vm show -g myResourceGroup -n myVM --query "storageProfile.dataDisks"