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Azure ディスクを Windows VM のゲスト ディスクにマップする方法

適用対象: ✔️ Windows VM

VM のゲスト ディスクをバックアップする Azure ディスクの特定が必要になる場合があります。 場合によっては、ディスクまたはボリュームのサイズを、接続されている Azure ディスクのサイズと比較することができます。 同じサイズの複数の Azure ディスクが VM に接続されているシナリオでは、データ ディスクの論理ユニット番号 (LUN) を使用する必要があります。

LUN について

論理ユニット番号 (LUN) は、特定のストレージ デバイスを識別するために使用される番号です。 各ストレージ デバイスには、0 から始まる一意の数値識別子が割り当てられます。 デバイスの完全なパスは、バス番号、ターゲット ID 番号、および論理ユニット番号 (LUN) で表されます。

例:バス番号 0、ターゲット ID 0、LUN 3

この演習では、LUN を使用するだけで十分です。

LUN の検索

LUN を検索する方法は 2 つあります。記憶域スペースを使用しているかどうかによって、どちらの方法を選択するかが異なります。

ディスクの管理

記憶域プールを使用していない場合は、[ディスクの管理] を使用して LUN を見つけることができます。

  1. VM に接続し、[ディスクの管理] を開きます (a.)。 [スタート] ボタンを右クリックし、[ディスクの管理] を選択します (a.)。 [検索の開始] ボックスに diskmgmt.msc を入力することもできます。
  2. 下のウィンドウでいずれかのディスクを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  3. LUN は [全般] タブの "場所" プロパティに一覧表示されます。

ストレージ プール

  1. VM に接続し、サーバー マネージャーを開きます。
  2. [ファイル サービスと記憶域サービス]、[ボリューム]、[記憶域プール] を選択します。
  3. サーバー マネージャーの右下隅に、[物理ディスク] セクションがあります。 記憶域プールを構成するディスクと各ディスクの LUN がここに一覧表示されます。

Azure ディスクの LUN の検索

Azure portal、Azure CLI、または Azure PowerShell を使用して、Azure ディスクの LUN を見つけることができます。

Azure portal での Azure ディスクの LUN の検索

  1. Azure portal で [仮想マシン] を選択して、仮想マシンの一覧を表示します。
  2. 仮想マシンを選択します
  3. [ディスク] を選択します。
  4. 接続されているディスクの一覧からデータ ディスクを選択します。
  5. ディスクの LUN がディスクの詳細ウィンドウに表示されます。 ここに表示される LUN は、デバイス マネージャーまたはサーバー マネージャーを使用してゲストで検索された Lun に関連付けられます。

Azure CLI または Azure PowerShell を使用した Azure ディスクの LUN の検索

az vm show -g myResourceGroup -n myVM --query "storageProfile.dataDisks"