PowerShell を使用して専用ディスクから Windows VM を作成する

適用対象: ✔️ Windows VM

既存の OS ディスクを新しい VM に接続して、新しい VM を作成します。 このオプションは、正しく機能していない VM がある場合に便利です。 VM を削除してから、ディスクを再利用して新しい VM を作成できます。

重要

VHD をソースとして使用して、Azure Compute Gallery イメージを作成することもできます。 詳細については、「イメージ定義とイメージ バージョンを作成する」を参照してください。 ARM64、トラステッド起動、機密 VM などのすべての新機能は Azure Compute Gallery でのみサポートされるため、お客様は Azure Compute Gallery を使用することをお勧めします。  ディスクを接続するだけではなく、イメージを作成することで、同じディスクから複数の VM を作成できます。

特殊化されたディスクを使用して新しい VM を作成すると、新しい VM は、元の VM のコンピューター名を保持します。 その他のコンピューター固有の情報 (CMID など) も保持されます。場合によっては、この重複情報によって問題が発生する可能性があります。 VM をコピーするときは、アプリケーションが依存するコンピューター固有の情報の種類を把握しておいてください。

1 つの VHD またはスナップショットからの同時デプロイ数は 20 VM を上限とするようお勧めします。

スナップショットを作成し、そのスナップショットからディスクを作成します。 この方法により、元の VHD をフォールバックとして保持できます。

  1. Azure portal を開きます。
  2. 検索ボックスに「ディスク」と入力し、[ディスク] を選択して使用可能なディスクの一覧を表示します。
  3. 使用するディスクを選択します。 そのディスクの [ディスク] ページが表示されます。
  4. 一番上にあるメニューから、[スナップショットの作成] を選択します。
  5. スナップショットの [リソース グループ]を選択します。 既存のリソース グループを使用することも、新しいリソース グループを作成することもできます。
  6. スナップショットの [名前] を入力します。
  7. [スナップショットの種類] に、[完全] を選択します。
  8. [ストレージの種類] に、[Standard HDD SSD][Premium SSD]、または [Zone-redundant] を選択します。
  9. 完了したら、[確認 + 作成] を選択してスナップショットを作成します。
  10. スナップショットが作成されたら、[ホーム]>[リソースの作成] を選択します。
  11. 検索ボックスに「マネージド ディスク」と入力し、一覧から [Managed Disks] (マネージド ディスク) を選択します。
  12. [Managed Disks] (マネージド ディスク) ページで、[作成] を選択します。
  13. ディスクの [リソース グループ] を選択します。 既存のリソース グループを使用することも、新しいリソース グループを作成することもできます。 この選択は、ディスクから VM を作成するリソース グループとしても使用されます。
  14. [リージョン] には、スナップショットが配置されているのと同じリージョンを選択する必要があります。
  15. ディスクの [名前] を入力します。
  16. [ソースの種類] で、[スナップショット] が選択されていることを確認します。
  17. [ソースのスナップショット] ドロップダウンで、使用するスナップショットを選択します。
  18. [サイズ] では、必要に応じてストレージの種類とサイズを変更できます。
  19. 必要に応じてその他の調整を行って、[確認 + 作成] を選択してディスクを作成します。 検証に合格したら、 [作成] を選択します。

使用するディスクが用意できたら、ポータルで VM を作成できます。

  1. 検索ボックスに「ディスク」と入力し、[ディスク] を選択して使用可能なディスクの一覧を表示します。
  2. 使用するディスクを選択します。 そのディスクの [ディスク] ページが開きます。
  3. [要点] セクションで、[ディスクの状態][未アタッチ] と示されていることを確認します。 [未接続] になっていない場合、必要に応じて VM からディスクを取り外すか、または VM を削除してディスクを解放する必要があります。
  4. ページの一番上にあるメニューで、[VM の作成] を選択します。
  5. 新しい VM の [基本] ページで [仮想マシン名] を入力し、既存の [リソース グループ] を選択するか、または新しいリソース グループを作成します。
  6. [サイズ] で、[Change size] (サイズの変更) を選択して [サイズ] ページにアクセスします。
  7. ディスク名は、[イメージ] セクションに事前入力されているはずです。
  8. お気づきのように、[ディスク] ページでは、[OS ディスクの種類] を変更できません。 この事前選択された値は、スナップショットまたは VHD の作成時点で構成され、新しい VM に引き継がされます。 ディスクの種類を変更する必要がある場合は、既存の VM またはディスクから新しいスナップショットを取得します。
  9. [ネットワーク] ページで、ポータルによってすべての新しいリソースが作成されるようにすることも、既存の [Virtual network] (仮想ネットワーク)[ネットワーク セキュリティ グループ] を選択することもできます。 ポータルは常に、新しい VM の新しいネットワーク インターフェイスとパブリック IP アドレスを作成します。
  10. [管理] ページで、監視オプションへのすべての変更を行います。
  11. [Guest config] (ゲストの構成) ページで、必要に応じてすべての拡張機能を追加します。
  12. 完了したら、 [確認および作成] を選択します。
  13. VM 構成が検証に合格したら、[作成] を選択してデプロイを開始します。

次の手順Azure Compute Gallery の詳細を確認します。