Windows 用 Azure VPN クライアントを使用してポイント対サイト (P2S) VPN に接続している場合は、前提条件チェックを実行して、不足している前提条件を特定し、それらを軽減できます。 前提条件テストの実行機能は、Windows サービスの状態、クライアントのバックグラウンド アクセス許可、ローカル設定アクセス許可、インターネット アクセス、ユーザー デバイスの時刻同期状態を確認します。 この機能を使用して次のことを行うことができます。
- 前提条件チェックを手動で実行して、不足している前提条件を特定し、それらを軽減します。
- 前提条件チェックは定期的に自動実行します。
前提条件テストの実行機能は、Windows 用 Azure VPN クライアント バージョン 3.4.0.0 以降で使用できます。 他のバージョンの Azure VPN クライアントでは使用できません。 Azure VPN クライアントのバージョン情報については、「Azure VPN クライアントのバージョン」を参照してください。
注
前提条件チェックは、Windows 用 Azure VPN クライアントでのみ使用できます。
前提条件チェックを手動で実行する
Azure VPN クライアントを開き、確認するクライアント接続プロファイルを選択します。
ページの下部にある [前提条件] をクリックして前提条件ページを開きます。
[前提条件テストの実行] を選択してチェックを実行します。
前提条件のチェックが完了すると、[状態] に "完了" と表示されます。 結果を確認します。 いずれかのテスト項目が不合格の場合は、状態にそのことが示され、問題を軽減するための規範的な対策が提供されます。
自動前提条件チェックを無効にする
[前提条件テストを有効にする] 設定では、自動の定期的な前提条件チェックを有効または無効にすることを選択できます。 既定では、この設定は有効になっています。 自動の前提条件チェックを無効にするには:
- Azure VPN クライアントを開きます。
- ページの下部にある [...] をクリックし、[設定] を選択します。
- [設定] ページで、[前提条件テストを有効にする] をオフにします。 設定は自動的に保存されます。 [設定] ページに表示される項目は、すべてのクライアント接続プロファイルに適用されます。
次のステップ
P2S VPN の詳細については、次の記事を参照してください。