次の方法で共有


BizTalk Server オーケストレーションを作成する

このチュートリアルは、BizTalk Server にのみ適用されます。

展開時に JSON 発注書メッセージを受信し、それを XML 請求書に変換して JSON 請求書を送信する BizTalk Server オーケストレーションを作成します。

メッセージとメッセージの種類を定義する

このソリューションは、発注書と請求書という 2 つの基本的なメッセージで動作します。 JSON スキーマ ウィザードを使用して、JSON メッセージから発注書のスキーマを既に生成しました。 このチュートリアルで提供されるサンプルには、請求書メッセージのスキーマが既に含まれています。 これらのスキーマを使用して、BizTalk Server アプリケーションでメッセージの種類を作成します。

  1. BizTalk プロジェクトにオーケストレーションを追加し、オーケストレーション ビューを開きます。

  2. オーケストレーション ビューで、[ メッセージ] を右クリックし、[ 新しいメッセージ] をクリックします。

  3. 新しく作成したメッセージを右クリックし、[ プロパティ ウィンドウ] を選択します。

  4. Message_1[プロパティ] ウィンドウで、次の操作を行います。

    これを使用する 目的
    識別子 PurchaseOrder」と入力します
    メッセージの種類 ドロップダウン リストから スキーマ を展開し、BTSJSON.PO を選択します。BTSJSON は BizTalk プロジェクトの名前です。
  5. 前の手順を繰り返して、請求書メッセージの新しいメッセージの種類を作成します。 新しいメッセージの [プロパティ ] ウィンドウで、次の操作を行います。

    これを使用する 目的
    識別子 InvoiceMsg」と入力します
    メッセージの種類 ドロップダウン リストから スキーマ を展開し、BTSJSON.Invoice を選択します。

オーケストレーションを設定する

この手順では、メッセージの図形とポートを追加してオーケストレーションを作成します。

メッセージ図形を追加する

ソリューション エクスプローラーからオーケストレーション ファイルを開き、次のメッセージ図形を追加します。

  • 受信図形を追加し、その名前を ReceivePO に設定し、メッセージの種類を PurchaseOrder に設定します。

  • Send 図形を追加し、その名前を SendInvoice に設定し、メッセージの種類を InvoiceMsg に設定します。

  • メッセージの構築図形を追加し、メッセージの構築図形の Messages Constructed プロパティを InvoiceMsg に設定します。

  • メッセージの構築図形内に変換図形を追加します。 [変換] 図形をダブルクリックし、[変換の構成] ダイアログ ボックスで [既存のマップ] オプションを選択し、BTSJSON.POToInvoice マップを選択します。 このマップは、サンプルの一部として提供されます。 ダイアログ ボックスで、 ソースPurchaseOrder に設定し、 宛先InvoiceMsg に設定します。 OK をクリックします。

ポートの追加

オーケストレーションに 2 つのポートを追加します。1 つはメッセージを受信するためのポートで、1 つはメッセージを送信するポートです。 ポートには、次のプロパティを使用します。

港 / ポート 特性
MessageIn - 識別子ReceiveJSONPO に設定する
- 通信パターン一方向に設定する
- 通信方向受信に設定する
ResponseOut - 識別子SendJSONInvoice に設定する
- 通信パターン一方向に設定する
- 通信方向送信に設定する

次のスクリーンショットに示すように、ポートとメッセージの形状を接続し、プロジェクトに変更を保存します。

JSON メッセージを処理するオーケストレーション

こちらもご覧ください

BizTalk Server を使用した JSON メッセージの処理