例外キャッチ ブロックの追加と設定
Catch Exception ブロックは、例外ハンドラーを表します。 Catch Exception ブロックは、オーケストレーション Designerの [スコープ] 図形の末尾にアタッチされます。 Catch Exception ブロックは、必要な数だけアタッチできます。
例外ハンドラーを設定すると、各種の例外を処理することができます。 各例外ハンドラーでは、例外の種類を指定します。 これは、例外または クラス System
から派生したオブジェクトである必要があります。 例外ハンドラーで指定した種類に一致する例外がスローされると、その例外ハンドラーが呼び出されます。
Note
Catch Exception ブロックを Scope 図形に追加するには、Scope 図形の Transaction Type プロパティを None または Long Running に設定する必要があります。
例外キャッチ ブロックを追加して設定するには
例外キャッチ ブロックを追加するスコープ図形を右クリックし、[新しい例外ハンドラー] をクリックします。
Catch Exception ブロックは、関連付けられた Scope 図形の直後のオーケストレーションに追加されます。
[ プロパティ ] ウィンドウで、プロパティを指定します。
最も重要なプロパティは Exception オブジェクト型です。これは、キャッチするメッセージの種類です。
[プロパティ] ウィンドウの [例外オブジェクトの種類] ボックスの一覧で、[全般例外] を選択します。
プロパティ 説明 例外オブジェクト名 例外ハンドラーでキャッチする例外オブジェクトに名前を割り当てます。 例外オブジェクト型 この例外ハンドラーでキャッチするオブジェクト型 (System.Exception から派生) を決定します。 例外のキャッチ ブロックの内側で、図形を追加して、例外を処理するためのプロセスを作成します。
CatchException の下を右クリックし、[図形の挿入] をポイントして、[メッセージの構築] を選択します。
MessageAssignment 内をダブルクリックしてテキスト エディターを開き、メッセージの割り当てを入力します。
たとえば、「
Message_3 = Test
」と入力します。