メッセージ ボックス データベースの管理
メッセージ ボックス データベースには 3 つの重要な役割があります。 1 つ目は、サブスクリプションと追跡情報を格納し、サブスクリプションと一致するサービスにメッセージを配信することです。 2 つ目は、各 BizTalk ホストのキューと状態テーブルを格納するホスト プラットフォームとして機能することです。 そして、3 つ目は、メッセージやメッセージ プロパティを格納することです。
メッセージ ボックス データベースが環境内でリスクの度合いの高い資産である場合は、インターネット プロトコル セキュリティ (IPSec) または Secure Sockets Layer (SSL) を使用して、メッセージ ボックス データベースとの通信を制限し、セキュリティで保護することをお勧めします。
Windows Server 2003 を使用する場合、メッセージ ボックス データベースで、分散データ トランザクション コーディネーター (DTC) を有効にする必要があります。 また、複数コンピューター展開ではネットワーク クライアントも有効にする必要があります。 詳細については、「 管理サーバーのポート」を参照してください。
このセクションでは、環境内のメッセージ ボックス データベースを管理するための操作手順について説明します。 メッセージの処理に Microsoft BizTalk Serverが使用する MessageBox データベースとサブスクリプション モデルの概念については、「MessageBox データベース」を参照してください。