次の方法で共有

MSBTS_ServiceInstance (WMI)

 

開始機能と停止機能を備えたサービスのインスタンスを提供します。

構文

  
class MSBTS_ServiceInstance : MSBTS_BTSObject

メンバー

MSBTS_ServiceInstance には、次のプロパティが定義されています。

プロパティ 説明
ActivationTime サービス インスタンスのアクティブ化時間を格納します。
AssemblyCulture このメッセージが属するサービス インスタンスに対応する .NET アセンブリのカルチャを格納します。
AssemblyName メッセージ インスタンスに関連付けられているアセンブリの名前を格納します。
AssemblyPublicKeyToken このメッセージが属するサービス インスタンスに対応する .NET アセンブリの公開キー トークンを格納します。
AssemblyVersion このメッセージが属するサービス インスタンスに対応する .NET アセンブリのバージョンを格納します。
Caption (Inherited from CIM_ManagedSystemElement

)		 CIM_ManagedSystemElement クラスの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=20245の Windows Management Instrumentation のドキュメントを参照してください。
説明 ( CIM_ManagedSystemElementから継承) CIM_ManagedSystemElement クラスの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=20245の Windows Management Instrumentation のドキュメントを参照してください。
ErrorCategory サービス インスタンスが中断されたときのエラー カテゴリを格納します。
ErrorDescription サービス インスタンスが中断されたときのエラーの説明を格納します。
ErrorID サービス インスタンスが中断されたときのエラー コードを格納します。
HostName このキューに対応するホストの名前を格納します。
InstallDate ( CIM_ManagedSystemElement から継承) CIM_ManagedSystemElement クラスの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=20245の Windows Management Instrumentation のドキュメントを参照してください。
InstanceID このメッセージが属するサービス インスタンスの ID を格納します。
MgmtDbNameOverride BizTalk 管理データベース接続文字列の初期カタログ部分をオーバーライドし、データベース名を表します。 このプロパティは BizTalk Server 用に実装されておらず、将来使用するために予約されています。
MgmtDbServerOverride BizTalk 管理データベース接続文字列のデータ ソース部分をオーバーライドします。 このプロパティは BizTalk Server 用に実装されておらず、将来使用するために予約されています。
MsgBoxDBName MessageBox データベースの名前を格納します。
MsgBoxDBServerName メッセージ ボックス データベースが配置されている SQL Server の名前を格納します。
名前 ( CIM_ManagedSystemElementから継承) CIM_ManagedSystemElement クラスの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=20245の Windows Management Instrumentation のドキュメントを参照してください。
PendingOperation このサービス インスタンスの保留中の操作の種類 (ある場合) を格納します。
PendingOperationTime 最後に保留中の操作の時刻を格納します。
ServiceClass メッセージ インスタンスに対応するサービス クラスの名前を格納します。
ServiceClassID メッセージ インスタンスが属するサービス クラスの ID を格納します。
ServiceName メッセージ インスタンスに対応するサービスの名前を格納します。
OrchestrationStatus このメッセージが属するサービス インスタンスの状態を格納します。
ServiceTypeID メッセージ インスタンスが属するサービスの種類の ID を格納します。
状態 ( CIM_ManagedSystemElementから継承) CIM_ManagedSystemElement クラスの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=20245の Windows Management Instrumentation のドキュメントを参照してください。
SuspendTime サービス インスタンスが中断された時刻を格納します。

MSBTS_ServiceInstance は、次のメソッドを定義します。

メソッド 説明
[再開] 管理者がサービスのインスタンスを再開できるようにします。
一時停止 管理者がサービスのインスタンスを中断できるようにします。
終了する 管理者がサービスのインスタンスを終了できるようにします。

例

次の例では、MSBTS_SERVICEINSTANCE および MSBTS_MESSAGEINSTANCE WMI クラスに対する WMI クエリの結果を制限する方法を示します。 これら 2 つの WMI クラスでは、結果セットを制限できる WMI コンテキスト プロパティがサポートされています。 これは、サービス インスタンスまたはメッセージ インスタンスの数が非常に多い場合があるために必要です。 これは、他の BizTalk WMI クラスには当てはまりますが、WMI コンテキストはそれらのクラスと共に使用しないでください。

EnumAllInstances  
  
If Err <> 0 Then  
 PrintWMIErrorThenExit Err.Description, Err.Number  
End If  
  
Sub EnumAllInstances  
 Dim Context, FromTime, UntilTime, InstSet, Query  
  
 wbemFlagReturnImmediately = 16 '0x10  
 Set Context = CreateObject("WbemScripting.SWbemNamedValueSet")  
 Set FromTime = CreateObject("WbemScripting.SWbemDateTime")  
 Set UntilTime = CreateObject("WbemScripting.SWbemDateTime")  
  
 FromTime.Year = 2003  
 UntilTime.Year = 2003  
 UntilTime.Month = 3  
 UntilTime.Day = 26  
 UntilTime.Hours = 19  
 UntilTime.Minutes = 32  
  
 Context.Add "From", FromTime.Value  
 Context.Add "Until", UntilTime.Value  
 Context.Add "IterationDelayMS", 10  
  
 Query = "SELECT * FROM MSBTS_ServiceInstance"  
  
 Set InstSet = GetObject("Winmgmts:!root\MicrosoftBizTalkServer").ExecQuery(Query, "WQL", wbemFlagReturnImmediately, Context)  
 If Err <> 0 Then  
PrintWMIErrorThenExit Err.Description, Err.Number  
 End If  
  
 For Each Inst In InstSet  
wscript.echo Inst.InstanceID + " " + Inst.HostName  
 Next  
  
End Sub  
  
Sub PrintWMIErrorThenExit(strErrDesc, ErrNum)  
 On Error Resume Next  
 Dim objWMIError : Set objWMIError = CreateObject("WbemScripting.SwbemLastError")  
  
 If ( TypeName(objWMIError) = "Empty" ) Then  
wscript.echo strErrDesc & " (HRESULT: " & Hex(ErrNum) & ")."  
 Else  
wscript.echo objWMIError.Description & "(HRESULT: " & Hex(ErrNum) & ")."  
Set objWMIError = nothing  
 End If  
End Sub

C# サンプルは提供されていません。

注釈

このクラスには多数のインスタンスが存在する場合があり、これらすべてのクラスの列挙が遅くなり、MessageBox データベースのリソースが不必要に消費される可能性があります。 サービス インスタンスの ID がわかっている場合は、それを使用して、データベース参照でメッセージ インスタンスを指定します。 たとえば、select * from MSBTS_ServiceInstance where ServiceInstanceID= "GUID" のようにします。 WMI は WQL を解析してクエリからサービス ID を取得し、指定された ID に一致するインスタンスのみを取得します。

要求事項

ヘッダー: BTSWMISchema2K.mof または BTSWMISchemaXP.mof で宣言されています。

名前空間: oot\MicrosoftBizTalkServer \rに含まれます。

  • Last updated on