Share via


仮想ネットワーク上に仮想マシンを作成する

Azure の仮想マシン (VM) には多数の依存関係があります。 CLI では、指定したコマンドライン引数に基づいてこのようなリソースが自動的に作成されます。 このセクションでは、VNet に VM をデプロイする方法について説明します。

VNet に VM をデプロイするには、Azure の場所が同じである必要があります。 VM が作成された後で、接続先の VNet を変更することはできません。

VM の作成

az vm create コマンドを使用して、Ubuntu を実行する新しい仮想マシンを作成します。 この仮想マシンはサインインに SSH 認証を使用し、前のセクションで作成したサブネットと VNet に接続されます。 PowerShell では、$vmName = "TutorialVM1" のように、変数は "$" を付けて宣言し、値には引用符を使用します。

# create Bash shell variable
vmName=TutorialVM1

az vm create \
  --resource-group $resourceGroup \
  --name $vmName \
  --image Ubuntu2204 \
  --vnet-name $vnetName \
  --subnet $subnetName \
  --generate-ssh-keys \
  --output json \
  --verbose 

Note

既に id_rsa という名前の SSH キーを使用できる場合は、新しいキーが生成されるのではなく、そのキーが認証に使用されます。

VM が作成されるとき、--verbose オプションによって、使用されているローカル値と、作成中の Azure のリソースが表示されます。 VM の準備ができると、パブリック IP アドレスを含む JSON が Azure サービスから返されます。

{
  "fqdns": "",
  "id": "...",
  "location": "eastus",
  "macAddress": "...",
  "powerState": "VM running",
  "privateIpAddress": "...",
  "publicIpAddress": "<PUBLIC_IP_ADDRESS>",
  "resourceGroup": "TutorialResources",
  "zones": ""
}

SSH 経由で接続することで VM が実行されていることを確認します。

ssh <PUBLIC_IP_ADDRESS>

確認したら、exit と入力して VM からサインアウトします。

VM が開始されたら、この IP アドレスは他の方法でも取得できます。 次のセクションでは、VM の詳細情報を取得する方法と、その情報をフィルター処理する方法を見ていきます。