GETCURRENTDATETIMESTATIC関数は、クエリ内のすべての項目について、ISO 8601 文字列として同じ UTC 日付と時刻の値を返します。 これは、クエリ結果間で一貫性のあるタイムスタンプを得る場合に便利です。
構文
GETCURRENTDATETIMESTATIC()
戻り値の型
現在の UTC 日時を ISO 8601 形式の文字列として返します。クエリ内のすべての項目に対して一貫性があります。
例示
このセクションでは、このクエリ言語コンストラクトを使用する方法の例を示します。
静的および非静的な現在の日付と時刻を取得する
この例では、 GETCURRENTDATETIMESTATIC 関数を使用してすべての項目に対して同じタイムスタンプを返しますが、 GetCurrentDateTime は項目ごとに異なる値を返します。
SELECT
i.id,
i.pk AS partitionKey,
GetCurrentDateTime() AS nonStaticDateTime,
GETCURRENTDATETIMESTATIC() AS staticDateTime
FROM
items i
[
{
"id": "1",
"partitionKey": "A",
"nonStaticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4500994Z",
"staticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4499507Z"
},
{
"id": "2",
"partitionKey": "A",
"nonStaticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4501101Z",
"staticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4499507Z"
},
{
"id": "3",
"partitionKey": "B",
"nonStaticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4501181Z",
"staticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4401181Z"
}
]
注釈
- この静的関数は、パーティションごとに 1 回呼び出されます。
- システム関数の静的バージョンでは、同じ関数の非静的バージョンの場合と同様に、ランタイムで繰り返し実行されるのではなく、バインド中にそれぞれの値が 1 回だけ取得されます。