/LARGEADDRESSAWARE (大きいアドレスの処理)

/LARGEADDRESSAWARE[:NO]

解説

/LARGEADDRESSAWARE オプションは、アプリケーションが 2 ギガバイトを超えるアドレスを処理できることをリンカーに伝えます。 64 ビット コンパイラでは、このオプションは既定で有効になります。 32 ビット コンパイラでは、リンカー行で /LARGEADDRESSAWARE に他の値が指定されていない場合、/LARGEADDRESSAWARE:NO が有効になります。

アプリケーションが /LARGEADDRESSAWARE とリンクされていた場合、その効果に対する情報が DUMPBIN /HEADERS に表示されます。

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関するページを参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[リンカー]>[システム] プロパティ ページを選択します。

  3. [大きいサイズのアドレス] プロパティを変更します。

このリンカーをコードから設定するには

関連項目

MSVC リンカーのリファレンス
MSVC リンカー オプション