/KERNEL (カーネル モード バイナリの作成)
カーネル モードでの実行に適したバイナリを作成します。
構文
/KERNEL
解説
バイナリにリンクされているオブジェクト ファイルまたはライブラリが /kernel でコンパイルされていない場合に、リンカーに警告を出力。
カーネル モードで実行できるコードは、 /kernel
オプションを使用してコンパイルする必要があります。 /kernel
でコンパイルされていないコードを含むバイナリをリンクすると、バイナリがカーネル モードで正しく実行されない可能性があります。
カーネル モードのコードは、カーネル モードで実行されるコードに固有の C++ 言語機能の簡略化されたセットでコンパイルされます。 コンパイラは、混乱を発生させる可能性があるものの、無効にはできない可能性がある C++ 言語機能に対して警告を生成します。 カーネル モードでのコードのコンパイルの詳細については、「 /カーネル (カーネル モード バイナリの作成)」を参照してください。
このリンカー オプションを Visual Studio で設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳しくは、「Visual Studio で C++ コンパイラとビルド プロパティを設定する」をご覧ください。
[構成プロパティ]>[リンカー]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。
[追加のオプション] で、
/KERNELMODE
を入力します。