/options:strict (認識されないコンパイラ オプションがエラーになる)

/options:strict コンパイラ オプションは、コンパイラ オプションが認識されない場合にエラー コードを返すようにコンパイラに指示します。

構文

/options:strict

解説

/options:strict コンパイラ オプションを使用すると、別のコマンド ライン オプションまたは引数が認識されない場合、すべてのコマンド ライン オプションが解析された後で、コンパイラ ドライバー cl.exe はエラー コードで終了します。 コンパイラは、認識されないコマンド ライン オプションまたは引数に対して、エラー D8043 を出力します。

/options:strict オプションは、Visual Studio 2022 バージョン 17.0 以降で使用できます。 以前のバージョンのコンパイラでは、または /options:strict を指定しない場合は、認識されないオプションがあってもコンパイラは終了しません。 警告 D9002 を出力し、認識されないオプションを無視して処理を続けます。

このコンパイラ オプションを Visual Studio で使用するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[C/C++]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。

  3. /options:strict[追加オプション] ペインに追加します。

関連項目

/Zc (準拠)