cos
、 cosf
、 cosl
コサインを計算します。
構文
double cos( double x );
float cosf( float x );
long double cosl( long double x );
#define cos(X) // Requires C11 or higher
float cos( float x ); // C++ only
long double cos( long double x ); // C++ only
パラメーター
x
角度 (ラジアン)。
戻り値
x
のコサイン。 x
が 263 以上、または -263 以下の場合、結果で桁落ちが発生します。
入力 | SEH 例外 | _matherr 例外 |
---|---|---|
± QNaN、IND | なし | _DOMAIN |
± INF | INVALID |
_DOMAIN |
解説
C++ ではオーバーロードが可能であるため、cos
または float
の値を受け取って返す long double
のオーバーロードを呼び出すことができます。 C プログラムでは、<tgmath.h> マクロを使用してこの関数を呼び出す場合を除き、cos
では常に double
を受け取って返します。
<tgmath.h>cos()
マクロを使用する場合は、引数の型によって、この関数のどのバージョンが選択されるかが決定されます。 詳細については、「ジェネリック型数値演算」を参照してください。
既定では、この関数のグローバル状態の適用対象は、アプリケーションになります。 この動作を変更するには、「CRT でのグローバル状態」を参照してください。
要件
ルーチンによって返される値 | 必須の C ヘッダー | 必須の C++ ヘッダー |
---|---|---|
cos 、 cosh 、 cosf |
<math.h> | <cmath> または <math.h> |
cos() マクロ | <tgmath.h> |
互換性の詳細については、「 Compatibility」を参照してください。
例
「sin
、sinf
、sinl
」の例を参照してください。
関連項目
数値演算と浮動小数点のサポート
acos
、 acosf
、 acosl
asin
、 asinf
、 asinl
atan
、 atanf
、 atanl
、 atan2
、 atan2f
、 atan2l
_matherr
sin
、 sinf
、 sinl
tan
、 tanf
、 tanl