複合ステートメント (ブロック)

複合ステートメントは、中かっこ ({ }) で囲まれたゼロ個以上のステートメントから構成されます。 複合ステートメントは、ステートメントが想定される場所で使用できます。 複合ステートメントは一般に "ブロック" と呼ばれます。

構文

{ [ statement-list ] }

解説

次の例は if ステートメントのステートメント部分として複合ステートメントを使用します (構文の詳細については「IF ステートメント」を参照)。

if( Amount > 100 )
{
    cout << "Amount was too large to handle\n";
    Alert();
}
else
{
    Balance -= Amount;
}

Note

宣言はステートメントであるため、宣言は statement-list のステートメントの 1 つです。 その結果、複合ステートメント内で宣言されているが、明示的に静的として宣言されていない名前には、ローカルなスコープと (オブジェクトの場合) 有効期間があります。 ローカル スコープの名前を処理する方法の詳細については、「スコープ」を参照してください。

関連項目

C++ ステートメントの概要